介護の話 「入浴介助」
介護業務の中の1つの、入浴介助についてお話をしますね。
入浴介助は介護業務の中でも、生命に関わる危険がたくさんあり、神経も体力も使います。
浴室の温度差によるヒートショックだけでなく、床も滑りやすく転倒のリスクも高い上に、床材も固いものが多いので大ケガをする可能性も高くなっています。
また、時間内に決められた人数の入浴介助をしなければなりません。
更にコロナウイルスの影響で、ご利用者同士の間隔をとるため、浴室に入れる人数も制限されます。
職員は、時間に追われて来ますが、事故を起こさないように、気を張っているので入浴介助後は、心身ともに疲れます。
しかし、入浴介助には、個々のご利用者とお話ができるという楽しみもあります。
マンツーマンで関わることが多い介助ですので、自然と会話も弾みます。
意外と殺伐とはしておらず、ご利用者や職員の笑い声も聞こえて来ます。
ご利用者とお話をしながらも、手はしっかり動かしていますので、端から見たら面白い光景かもしれませんね。
入浴はパズルみたいなところがあって、どの順番で誘導すれば、無駄なく時間が使えるかを考えるのもとても楽しいです。
大変な業務こそ、楽しい事を見つけて、笑顔で取り組んでいたいですね。
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