2024年8月11日「入職10日目」
入職10日目
「やめんといてな!」
私は事務所に席があるのですが、事務所の職員とはそれなりにコミュニケーションがとれるようになりました。
皆さん気遣ってくれて、わからないことは親切に教えてくださっています。
対して介護フロアに行くと、温かく迎えてくれる職員もいれば、警戒心いっぱいの職員もいます。
警戒心いっぱいで構えられると、私もそのフロアやユニットに行く足が重くなります(笑)。
少し気になる点は、「やめんといてな!」とよく声をかけられることです。
新しい職場に入ったとき、時々言われる言葉なんですが、あまり言い声掛けではないと思っています。
言われた方は、それこそ警戒してしまいます。
言葉の裏には、「これ以上職員がやめていかないで欲しい」という気持ちがあると思います。
それだけ現状の離職率が高くて、人手不足で心身ともに疲弊して、いつまで続くのか不安になっているのでしょうね。
入職に当たっては、きっといいことばかりを言われて、希望をもってきている人が多いでしょう。
そのギャップで、「この施設大丈夫なのか?」と警戒し、早く見極めようと思ってしまうのではないでしょうか。
「やめんといてな!」
悪循環を作ってしまう言葉だと、私は思っています。
付け足しておくと、この言葉をかけてしまう人は、優しい人で新任の職員を気にかけられる職員です。
新しい職場で積極的に話しかけてくれる人は、本当にありがたいですからね。
仕事について
介護支援専門員として勤務して、10日が経過しました。
残念ながら専門職としての仕事は、ほぼ行えていない状態です(笑)。
私の使用しているパソコンには、介護支援専門員のソフトが入っておらず、ソフトをさわることもままなりません。
それでも9月からは、プランの作成もすることになるので、どうにかして欲しいのですが……。
この日より、フロアの業務に入らせてもらい、入居者様の顔と名前、さらに人となりを把握していかなければなりません。
良いとは言えない環境に尻込みしている場合ではないので、毎日フロアに足を運び入居者様とお話を重ねる日々です。
そんな毎日ですが、最終施設から求められているのは、介護支援専門員・生活相談員業務、介護職員・事務員のサポートができる人材になって欲しいそうです。
道のりは遠いですが、期待に答えられるように精進していきたいと思っています。