2024年11月4日 読書16 「幸せは食べて寝て待て1~4巻」
最近なんとなくKindleでみつけて、1巻が無料だったので読み始めてみた漫画なのですが、これがドはまりしました(笑)。
結局Kindleで1巻~4巻を購入して一気読みしました。
38歳独身の主人公麦巻さとこが、突然膠原病をわずらい、当たり前の日常を失いました。
勤めていた会社も病気のため退職を余儀なくされ、今は週4日のパートで、細々と生活していた。
将来の不安を抱えながらさとこさんがであったのは、築45年の団地でした。
そこで、お節介な大家の鈴さんやその息子の司さんとの出会いがあります。
さらに、司さんから「薬膳」を教えてもらいます。
さとこさんの日常のお話なのですが、ドラマチックな展開はありません(笑)。
しかし、38歳をとっくに過ぎ去っている私は、自分の38歳を思いだし「もし自分が……。」と思ったら、さとこさんより落ち込むと思います。
健康は当たり前ではないことを、思い知らされました。
そして「薬膳」との出会いです。
『薬膳』と聞くと、難しくて食材を手に入れるのも難しいし、何より高そうで現実的ではないと思っていました。
しかし特別な食材だけではなくスーパーで売っている野菜などを使うことを知っておどろきました。
また知識は、本を持ち歩けば解消できます(さとこさんもそうしていました)。
そうと決まれば、薬膳のことを知らなければと、思わず薬膳の本を買ってしまいました(笑)。
まだ、薬膳の本は届いていませんが、漫画を読んで『薬膳』とは、季節を楽しんで丁寧に暮らすことではないかと思いました。
医学とは違って、おばあちゃんの知恵袋的なものなのかとも思いました。
また、取引先の青葉さんがの言葉で『ネガティブケイパビリティ』という言葉をしりました。
『自分では持ちこたえられない状況を持ちこたえる能力』という意味なのだそうです。
私は間違いなくこの能力が足りません!
胸をはっていえます(笑)
そして、ご想像の通り本を購入しました。
この本に限らず、本は自分に必要な時に、必要な本と出会うようになっているのだと実感しています。
11月15日に5巻がでるので、次はどんな『薬膳』が登場するのか、今から楽しみです。
本でも揃えようかと、思案中です。