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2024年11月18日「スーパーの戦略」

 私スーパーが好きで、以前もどーでもいい記事をあげています(笑)。

 そして、今さらながら気になったことがあります。

 私の行動範囲には、「イオン」「平和堂」「オークワ」「近商ストア」「サンディ」「万代」「ヤオヒコ」……。

 とまあざっと思い付くだけでこんなもんですが、もっとあるけど名前が思い出せません(笑)。

 そこで、あげたスーパー全てではありませんが、同じスーパーで名前の違うものがあります。

 「イオン」だったら、イオンモール・イオンスタイル・イオンタウン・マックスバリュ・ビッグとわかれています(もっとわかれていたらすみません)。

 「平和堂」だったら、平和堂・アルプラザ・フレンドマートとわかれています。

 「オークワ」だったら、オークワ・スーパーセンターオークワ・プライスカット・メッサなどがあります。

 「近商ストア」だったら、近商ストア・ハーベスとわかれています。

 詳しい理由は知りませんが、何となくですが取り扱っている商品やお店の規模などわかっていて、用途に合わせて自然と店舗を選んでいませんか?

 ここからは、名前を分けるわけやそれぞれの違いについて、「平和堂」でお話ししていきます。

1 それぞれの店舗の違い

 平和堂は大きく4つの名称の店舗があることは先述いたしました通りです。

 「平和堂○○店」は、総合スーパーとして多種多様な商品を取り扱っています。

 「アル・プラザ」
 アルブラザはアル(ALL=すべて) プラザ(PLAZA=集まる場所)という意味です。感度の高い充実の品揃えで、お客様に豊かなライフスタイルをご提案。専門店やレストラン、レジャー施設などで構成され、複合ショッピングセンタ^として楽しく豊かな生活文化を提供しています。

株式会社平和堂新卒採用サイト「平和堂の取り組み」

 ということで、アル・プラザは、規模が大きく専門店がたくさんあり、食事もできて1日楽しめるような場所と言えます。

 「イオン」で言うところの、イオンモールでしょうか。

 なので、ちょっと食料品がほしいと思うときには、行きません。

 こんなときは、急いでいたり疲れていたりと、あまり動きたくないときに利用しています。

「フレンドマート」
フレンドマートは日々の暮らしに必要な食料品を中震とした「生活便利店」として地域の皆様に親しまれています。地域のお客様に毎日ご来店いただけるよう選びやすく買いやすい売場づくりを行っています。

株式会社平和堂新卒採用サイト「平和堂の取り組み」

 食料品スーパーですね。

 食料品だけがほしいときや、日々の買い物であったら、この規模の店舗を選びます。

 これは、「イオン」であればマックスバリュやビッグが当てはまります。

 また、オークワや近商ストア、サンディなどのスーパーも当てはまりますね。

 「フレンドタウン」
フレンドタウンは食料品と日用品を取り扱う直営店舗「フレンドマート」を中震に、各専門店や飲食ができる休憩エリア「フレンドコート」で構成。お客様の笑顔あふれる日常を演出する、地域に未着したショッピングセンターです。

株式会社平和堂新卒採用サイト「平和堂の取り組み」

 この説明で何となくわかってしまいますね。

 アル・プラザとフレンドマートの間に位置する店舗ですね。

 イオンで言うと、イオンタウンが当てはまるのでしょうか。

 このように、詳しく店舗の目的がわからなくても、何となく思惑通りに店舗選びをしていることがわかります。

2店舗名や規模の違う店舗を出展する理由

 それではなぜ、同じ店舗名や規模ではダメなのか?ということを調べてみました。

 平和堂の戦略として、ドミナント経営と言うものを行っておられます。

 ドミナント経営とは、一定地域に多店舗を集中して出店し、点ではなく面で優位を閉める店舗戦略を言います。

 なんだか聞きなれない戦略ですが、店舗の説明をみれば何となくわかってきます。

 私の住む地域では当てはまらないのですが、地域によっては同じスーパーの規模の違う店舗が混在しているところはありますよね。

 私の知っているところでは、滋賀県です。

 説明に登場した「平和堂」は、滋賀県がスタートです。

 ちなみに、平和堂のイメージソング「かけっことびっこ」を、滋賀県出身の西川貴教さんが歌っておられます。

 ちょっと車で移動すると、はとのマークをたくさん目にします。

 はとのマークは、「平和堂」のマークなのですが、目にしますが、どこも人駐車場は車であふれています。

 それは、近いからかもしれませんが、一つの地域にたくさんはとのマークがあっても、用途に合わせられるので、気軽に利用できるのではないでしょうか。

 もし、全く同じスーパーが出店していたら、利用する状況に合わなければ、ちがうスーパーを選んでしまいますよね。

 店舗を用途に応じて、規模や取扱い商品を分けることで、地域の顧客をガッチリつかんでいけます。

 顧客としても、通い慣れたスーパーでどんな状況でも安心して買い物ができます。

 これは特に、地域密着のスーパーやはじめて行ったり住んだ土地で、自分が知っているスーパーがあれば安心するのと似ていませんか?

3 まとめ

 さて、長々と書いてしまいました。

 何となく気になっていたことを調べてみると、面白い発見がありました。

 調べるまでもなく、ふわっと理解はしていましたが、これがちゃんとした名前のある戦略であり、まんまとその戦略にはまっていることに、感心してしまいました(笑)。

 私たちの生活は、たくさんの戦略があるから守られているのでしょうね。

 悪い気がしているわけではなく、そんな戦略があるので生活がしやすくなっていると思うと、ありがたい気持ちでいっぱいです。

 皆さんの地域のスーパーはどうですか?

 知ってもなんの特にもなりませんが、雑学として知っていても面白いかもしれませんね(笑)。

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