見出し画像

悩みが多くて手が止まってしまう、眠れない人は瞑想(マインドフルネス)やってみて

私は時々瞑想をする。

退屈な会議をやり過ごすためではない(私よりちょっと上の年代あたりでは、会議中に目を瞑って内容に集中する手法があるようだが・・・)

私が瞑想をするのは、気の迷いがあるから。大きな病気がわかり、現在は投薬や生活改善でコントロール下にある状態ではあるものの、人生がいつバッサリ切り替わるかわからない。どこまでも続くレールではないどころか、目の前ですぐ途絶えているかもしれないと思い始めると、穏やかな気持ちではいられない。

仕事は続けたい。家のローン、家族を養うなど金銭的な問題もあるが、自分自身のやりたいことを仕事にできていることや、何より社会参加の一手法でもあるわけで。

でも、悩む。過去は変えられないので悩まないのだけど、遠い未来から明日まで色々な時間感覚で悩む。大きいことから小さいことまで悩む。忙しすぎて悩むこともあれば、退屈すぎて自分が何をしたらいいのかわからず悩む。苦悩の40代。

そんな時に役立つのが瞑想。お坊さんが黙って坐禅を組み、後ろにこわい和尚さんが棒を持って喝を入れるのが瞑想だと思っていたけど、どうやらそれだけではないようなのだ。

瞑想は、海外でも「マインドフルネス」という言葉で拡がりを見せている。心を無にするイメージがあるのだが、必ずしもそうではない。ある一定のリズムで呼吸し、身体中に酸素を行き渡らせ、湧いてくる考えを排除せず、客観視する。呼吸に合わせて自分の体がどのように動いているか細部にまで神経をめぐらせる。重力で体にどのような力が働いているかを感じてみる。

そうしていると、先のことでいろいろ思い悩む状態から抜け出せる。いまこの瞬間、自分は生きていることを再確認できる。生きてるだけで丸儲け、という言葉があるだ、まさにその境地。いま自分は生きてこの地球上に存在しているのだ。その事実は普遍で、それ以上でもそれ以下でもない。

次第に頭も体も軽くなってくる。心にもぐっと芯が入ったように感じる。自分の存在を認め、受け入れる行為がマインドフルネスなのだろう。悩みが多いことによって頭が働かなくなっていることもよくある。マインドフルネスで頭をスッキリさせると取り掛かるべき仕事にスッと入れるし、どうでもいい些細なことにずいぶん悩まされていたのだなぁと笑い飛ばしたくなることもある。

眠れない夜は、布団に入ってマインドフルネスをやるとあっという間に眠りに落ちている。それくらい強力なツールなのだ。

効果を実感しないと始められないし続かないので、まずはマインドフルネス用のアプリをダウンロードし、無料会員でできる範囲でガイド音声を聴きながら取り組んでみることをお勧めする。Youtubeにも瞑想動画が上がっているが、広告が入って邪魔になったり、そもそも素性のわからない動画ガイドで瞑想に入るとどんなサブリミナル(刷り込み)があるかわからないので危険。

私が使っているのはRelookとAwarefy。それぞれ利点があるので使ってみて自分に合うサービスを探してみてほしい。

いいなと思ったら応援しよう!

かずさん@減塩生活中
いつもありがとうございます! サポートは減塩食材に関する情報収集かつかずさんの食費(^-^)に活用させていただき、記事として広く皆様に還元しています!