10月8日(金)。夕方。父が治らない病気だと理解した日。
今日で、帰ってきて9日目。
よく寝ている父の横で。
今日は、訪問診察があって、父は、先生から、スキルス胃癌で、手のほどこしようがないこと、今やっている治療は、延命のための治療ではなく、痛みをとるための治療であることを伝えられた。
病気には治るものと治らないものがあるってことも言われてた。
前にも同じようなことを説明してもらっていたけれど、心にストンと落ちていたわけではなかったようで、心の準備ができたからか、今回は、受け止めることができたようだ。
それでも揺れているけれど。
でも、治らないと分かったことで、改めて友達に連絡を取り、事情を伝えることができた。「お見舞いに行かせてもらいたい。」と言ってくれたけれど、元気な頃のままの自分を覚えておいてもらいたいらしく、それは断っていた。
卓球仲間にも自分のことを伝えてもらえるように頼んでいた。
(ここで終わっている。たぶん、父が起きたんだろう。このまま載せます。)