旗を気にしてくれている人のおかげで
たった一人の見知らぬ方からの言葉のおかげで、雨の降りそうにない日は旗を立てる生活が続いています。
何ヵ月か前、たぶん梅雨の頃、天気が不安定だったため、「今日はもういっかなぁ」と何日か連続で旗を立てていないことがありました。
そんなある日、みかん畑の手入れをしていると、散歩中の知らない方に、
「もう、塾はやめたのですか?」
と声をかけられました。
お客さん来てくれないからやめちゃったのかな、と、思われたのかもしれません。
「いえ、天気が悪かったので。」
と答えたのですが、私の中に、旗を立ててたところでお客さんが来てくれるわけじゃないし‥と、若干自暴自棄になっていた部分もあったので、ズキリ。
それと同時に、見てくれている人がいたんだ、と嬉しくなりました。
後になって、建設中だった英語の先生のお店で立ち話していたら、その方が偶然通りかかって、その方も先生のお知り合いで、
「あの時声をかけたのは、私です。散歩道なんです。島に来る前にブログも拝見していたんですよ。」
と教えてくださいました。
そこから散歩で通りかかられた時にはおしゃべりするようになり、ご近所さんがまたひとり増えました。
「あの時、あの声かけのおかげで、ちゃんと旗を立てられるようになったんですよ。」
とお伝えしました。
声かけひとつでやる気が出たり失ったりするもんだな、と身をもって体験した出来事。
特に、あの頃は、来はじめてくれた子ども達とも関係ができていたわけではなく、続けてくれるのかどうかという不安も大きかった時期でした。
今も決して安定しているわけではないけれど、子ども達が通ってきてくれる限り、私もできる限りのことをしようと思えるようになってきたのは大きな変化かな、と思います。
半年くらいたって、子ども達に力がついてきたのも嬉しいですしね。
もし、誰もいなくなったとしても、とりあえず、塾を自分が辞めると決めるまでは、旗を立て続けようと思っています。
ひょっとしたら、誰かの心に響くかもしれませんからね😁
まず、自分が自分の人生を楽しく生きていること、それがだいじな気がするので、今日も1日、楽しみます。
ではでは(^-^)/
No. 242