10月24日(日)朝。携帯電話の解約。
父を自宅で看取った前後1ヶ月の記録。
だんだんとやる仕事が終わってきた。
金曜日に父の携帯電話を解約した。解約するときには死亡届けがいった。
死亡届けのコピーを役場でもらっておくように言われたけれど、死を確認したい結構な場面で必要だ。
免許証返納、保険金の請求、携帯電話解約、妹の職場など、何度も必要となった。
昨日は、仏壇屋さんへ、「南無大師遍照金剛」の掛け軸が届いたということで、行ってきた。お位牌も持っていき、四十九日に入魂してしもらうためのお位牌に戒名を刻んでもらう手続きもした。
また、喪中葉書の発注も。
これで、手配の必要な仕事は終わり、後は、予約していたところへ行ったり、集金してもらったり、引き取ってもらったり、取りに行ったり持ってきてもらったりするだけ。
父が別の場所に借りていた畑の近くに置かせてもらっていた道具類の撤収も終わったし…。
捨てたり、必要な人にもらってもらったりする作業は、まだまだあるけれど、それは、母がぼちぼちしてくれるだろう。
母がまだ気力があるので、本当に助かってる。
「お願い」って言われてしまったら、また、日数かけて実家に戻らなければならないところだった。
しっかり片づけて、すっきりした気持ちのよい自宅で過ごすという目標に向かって進んでいる母を見ていると頼もしい。
事務作業は完全に私にお任せって感じだったけど…😅
兄から頼まれていた会計処理もだいぶ、進んできたので、心が軽い。
香奠返しを兄の連れ合いがとってくれたのも助かった。遠慮する方向で進めていたけれど、送ってくださったのがたくさんあって、大変だったので。ありがたいことなんだけれど。辞退って、どの範囲でできるんだろうと思ったな。離れていてかけつけることができないし、せめて香典だけでも、というしたい気持ちを受け取るというのも必要なのかもしれないけれど、難しいところだな。
家族だけでするというのは、知らせることすらしないということなのかもしれないな。
だとすると、父の場合、死の床で、あちこちに電話をかけまくっていたので、それは、そもそも無理よね。
そんなこんなで、父に纏わる作業と母の暮らしに向けた私の出来ることが終わってきたので、やれやれ。
怒涛の日々が終わって、ほっとする時間ができつつある。