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「余録」の音読にチャレンジ
先日、「公中検模試」の親向け講座で、読解力をつけるために「新聞の『余録』の音読にチャレンジさせるといい」ということを教えてもらいました。(うちは、毎日新聞なので余録ですが、朝日なら天声人語です。)
教えてもらったやり方は、「1回目、読めない単語は隣で教えてあげながらタイムを計って音読する。意味の分からない単語を調べるか、教えてあげる。次の日、もう一度音読する。」です。意味の分からない単語や読めない語句には、マーカーで印をつけるといいともおっしゃっていました。
さらに、読めるお子さんには、読んだ後、30秒で要約させて、30秒で自分の意見を言わせるといいとおっしゃっていました。
それをうけて、早速、我が家でもチャレンジ。
次男は、2回では無理だろうと思ったので、新聞をノートに貼って、1日目、タイムを計りながら教えてあげながら音読。一緒に意味を調べて、もう1回私が解説しながら音読(音読するのは私)し、内容の理解。次の日とその次の日、1回ずつ音読。と、3日でひとつの余録を読むようにしました。
3日目には、だいたい分かっているようです。分かってきたらタイムを縮めたいらしく、繰り返し読んで、自分の納得いくタイムが出たところで終わりです。
6月19日に始めたので、2週間くらい経ちました。
始めたすぐは、1回目読むのに5分以上かかっていたのですが、昨日は3分18秒でした。3回目くらいになると2分台で読むことができます。
やり始めて私が気づいたことは、彼は言葉のやり取りは充分にできるので、もう、すごくいろんなことが分かっているような気になっていたのですが、知らない言葉がとても多いということ。
そして、自分も説明しようとしたらよく分からないまま使っている言葉が意外と多いということでした。
彼に説明しながら改めて辞書を引くと、そういうことだったのね、と、新たな気づきがあります。
1回目読む時に、読めない、分からない、で、読みながら、たいてい大荒れになるので、「受験したいのなら、来年の自分を助けると思って頑張り。」と、声をかけています。
2回目、3回目となると、スムーズに読め、ご機嫌で頑張るので、ほんとに、まあ、手のかかる人です。
「ほんと、大変。」と、私がぼやいていると、「これも、きっと宝物の思い出になるよ。」と、言ってくるのでどうしようもありません。
長男の方は、社説を音読して30秒で要約し、30秒で意見を言うことに取り組んでいます。こちらは、毎日ではありませんが、口頭で行うことで、気軽に取り組めて、とてもいいです。
私は、社説なんてほぼ、読んでいなかったので、長男のおかげで前もって目を通すようになり、こちらもいい勉強になっています。
公中検の模試は、塾なしで受験に取り組んでいる私にとって、広島の公立校受験に向けていろんなデータを教えてもらえるので、とてもいいです。塾で受けることもできるそうですが、データや親ができることを色々教えてもらえるので、会場受験は、お勧めですね。
余録の音読は、1日目は、少し時間がかかるけれど、後の2日はそれほど時間もかからないし、なかなかいいことを教えてもらったな、と、思います。
来年の今頃、私の心に余裕があるといいなぁ、と、思いつつ、次男との日々を楽しんでいます。
No.144