叡知学園を受験する保護者さんへ
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/kyouiku/06senior-2nd-r07-nyuushi-r07-eichichuu-shigan.html
叡知学園の今年の倍率が発表されました。
40人の枠に232人、5.8倍だそうです。男子20名女子20名なので、男女で若干倍率は違うのかもしれませんが、相変わらず狭き門です。
今年は1次の面接がなくなったので、倍率が上がるのかな、と思っていましたが、そんなことなかったので、叡知学園が第一希望のご家庭には朗報ですね。
受験が迫ってきて、親御さんの方がヤキモキしておられるのではないかな、と思います。
親として、2人の受験に付き合った立場としてお伝えできることは、なるようにしかならん、ということ。
そして、受験の日を元気に迎えられたらそれでいいんじゃないか、ということ。
もちろん、チャレンジするからには合格できたら言うことないですが、1次通過できるのは、80人。つまり、3人に1人。3人に2人は残念な結果となります。
半分以上のお子さんが残念な結果となるわけです。実際、次男の学校には、受けたけどダメだったという生徒さんがちょくちょくおられるそうで、
「みんな、あちこち受けてるみたいやわ。」
と言っていました。
小学6年生という、未熟な子ども達がチャレンジする受験なので、自分の得意な分野がたまたまでたらドンピシャで解けるし、苦手な分野がでたら手付かずみたいなことも起きてくるわけです。
特に叡知学園は、問題数が少ないので、そういうことが起こってくる可能性は多々あります。
次男の場合、次男が行っている学校の入試では、彼の得意な歴史分野が出たので、「解いてる時からラッキーと思った。」と言っていました。
私は、ご縁なのかな、と思っています。
ご縁が近づいてきてくれるように最大限できることはする必要がありますが、最後はご縁があるかないか、くらいに思っておいた方が親として気楽な気持ちでいれるのではないでしょうか。
でも、親としてできることはたくさんあります。
一番大切なのは、健康管理。
受験の日をスッキリした頭で迎えられるように、しっかり睡眠をとらせること。
疲れた頭では働きません。
バランスのとれた食事を用意すること。
お子さんと相談して、気分のあがること(ゲームなど時間を溶かすこと以外)を用意すること。好きなお菓子とか。(食べ過ぎは注意です。)
頑張ってるね、と声をかけること。
最後はご縁、と腹をくくること。
これらは、ぜひしてほしいと思います。
夫は、長男の時に、神頼みをしておけば良かったと後悔し、長男の1次不合格の知らせの後、神頼みにいきました。頼んだからではないと思いますが、その後、繰り上げ合格の知らせが届きました。
中学校は、受験しなくても地元の中学校に必ず進学できます。それなのに、わざわざ頑張って受験するということそのものがビッグチャレンジであり、素晴らしいことだと思います。そして、たとえ受からなかったとしても、チャレンジしたことは、お子さんの中に残ります。そして、次へと向かう力になります。
長い時間準備して、たったの1日、数時間の試験で決まってしまう入試。
過酷だな、と思います。
ですが、この経験は、きっとお子さんの糧になります。
後少し、お子さんも親御さんも頑張って、笑顔で受験の日を迎えられることを願ってやみません。
くれぐれも健康第一で。
No. 240