10月11日(月)朝、6時半。
父を自宅で看取った前後1ヶ月の記録。
ブログを書きおえて、すぐに父が唸り始める。
これかな?これかな?と、あれこれしたのが逆のことだったようで、また、怒り心頭。
トイレと分かった頃にはお手上げ状態で、5時半になっていたし、母に救援を頼む。
母が上手になだめながら、二人でがかりでようやくポータブルトイレで尿をたす。
母に、「逆のことばっかりする。殺されるかと思った。」等々と私への怒りをぶちまけ、落ち着いてまた、眠りにつく。
昨日と全然違う。
すごく弱っていると妹から引継ぎをうけていたけれど、ほんとにその通り。
でも、「殺されるかと思った。」って言葉を聞くと、介護の現場で悲劇が起きてニュースになっているのも分かるなぁと。
こりゃ大変な仕事だわ、と。
母がゆっくりゆっくり父の思いを聞いているのも、さすがやわ、と、思った。
長年添い遂げているから、父の性格を知り尽くしている。
ほんとに偉い人。
また、父が寝たので、少しでも母に休んでもらおうと、横になってもらう。
父に関しては、私はお手上げなので、妹と母が倒れないように、ってことだけ頑張ろうと思う。
私だけやったら、絶対に病院に帰ってもらってるなぁ。
そして、自分は、ホスピスに入りたいなぁと思う。
父の看取りを通して自分がどうしたいかも見えてきたな。
自宅での看取りは、ほんと、大変。
母も妹も、ようやるなぁって心から感心している。