コミュニズムは訂正可能性のほうへーアルテミー・マグーン「コミュニズムにおける否定性」を読んでみた
ロシア現代思想関連論文を読んでいます。
前回は「プーチンの脳」と言われているナショナリスト、アレクサンドル・ドゥーギンの論文を読みました。↓
今回はコミュニスト、アルテミー・マグーンの「コミュニズムにおける否定性ー疎外のパラドクス」(八木君人訳 雑誌『ゲンロン6』 2017年 に収録)を読みたいと思います。
コミュニズムとは「コミュニズム」が現在の意味で使われるようになったのは、フランス革命期。当時の主流派であるジャコバン派のスローガンは自由、平等、友愛。「コミュニズム」