「家康公が愛したまち静岡」静岡浅間神社まで歩いて10分
はじめに
前回、久能山東照宮のお話を書かせて戴きました。
今回は子供の頃から親しんでいる静岡浅間神社です。
静岡浅間神社は素晴らしい!
http://www.shizuokasengen.net/guide.html
http://www.surugaya.com/fushigi/sengenjinja/7fusigi.html
静岡浅間神社は神部(かんべ)神社、浅間(あさま)神社、大歳御祖(おおとしみおや)神社の三社を総称して静岡浅間神社といいます。駿河国総社として歴代幕府の崇敬を受けて信仰され、竹千代(家康の幼名)が元服式を行われた事から徳川氏の崇敬を受けました。
境内にはまだいくつか神社があります。
叶え馬と言って、家康公が奉納した馬を模した馬もあります。
石鳥居
東側の石鳥居をくぐって楼門を通ると、神部神社、浅間神社へ続きます。
石鳥居をくぐると言っても、実際には道路の真ん中に位置します。ですから石鳥居を車も、くぐります。
石鳥居へ続く参道(長谷通り)は観光的な店はありません。普通の住宅街です。
赤鳥居
参道(浅間道り商店街)から、赤鳥居をくぐると、大歳御祖神社へ続きます。
赤鳥居の西側の賤機山へ登る緩やかな階段を登って行くと6世紀頃(1500年前)の古墳があります。
【私のお気に入りのお店紹介!】
安倍の市
毎月1日は神社で行われる月次祭(つきなみさい)に併せて「安倍の市」が開催されます。
地元野菜から海産物、惣菜、スイーツ、雑貨等色々並びます。
浅間通り商店街では、「おついたちまいり」が行われ、”おついたち”だけの限定品や割引サービス等が行われます。
”どうする家康”静岡ドラマ館
「安倍の市」に出掛けた時、以前資料館だった所が賑やかだったので近づいてみるとドラマ館になっていました。偶然見つけたのですが、入って見ることにしました。
入館料は通常は400円ですが、何と市民割引で200円で入館出来ました。
まず、マツジュン(松本潤)が迎えてくれます。〜勿論映像〜
ドラマの関係資料、写真等、そして何と実際にドラマで使用した、松本潤と有村架純の婚礼の衣裳が展示されていました。襟と袖に”どうらん”が付いています。館内の案内の方が、ドラマ館の目玉と言っていました。他シアターでの紹介もありました。 面白かったです。
おせんげんさん
静岡浅間神社は地元では「おせんげんさん」と親しみを込めて言ってます。毎年、初詣に行ってます。ご祈祷もして戴いてます。
4月には、廿日会祭(はつかえさい)があり同時に静岡まつりが開催されます。お祭りにはねりが出ます。
そうだ!子供の頃、木遣りの声を聞くとソワソワ〜そしてねりについて行って道に迷った事がありました。
ちなみに息子達(まだ幼児の頃)もねりに参加した事があります。途中で疲れて座り込んでしまい帰って来ました。
ねりの目玉は「大御所花見行列」です。家康公が家臣を連れて花見をしたという故事に倣って行われたものです。
おせんげんさんは子供の遊び場?
私の子供の頃は学校が終わるとカバンを家に置きに行き、おせんげんさんへ集合!おせんげんさんから賤機山へ登って探検!男の子の後をついて行ったのです。確か”崩れた沢”?の様な所があって、皆は地獄谷と言っていました。
今、思うと小学生が子供同士で良く行ったなと思います。危険です。大人になってから、賤機山へ何度も登っていますが、もう整備されたのか、そこが何処なのか分かりません。
昔、神社から展望台までリフトが、ありました。昭和49年7月7日の七夕豪雨で土砂崩れがあり、廃止になってしまいました。
子供の私は、ワクワクする気持ちと少し怖かった気持ちだった気がします。
でも、見晴らしが良く綺麗でした。
小学校も中学校もおせんげんさんの近くにあります。息子の高校も近くです。学校の行事で、写生に行ったり、部活のトレーニングで百段の階段を登ったり、西側の賤機山へ行く山道を登って学校側へ降りたり又はその逆コースとか、やっていたそうです。
ボーイスカウトの活動で、親も一緒に初日の出を賤機山で拝んだ事もありました。
賤機山
話は少しズレますが、
賤機山をず〜と登って行くと(ハイキングコースにもなってます)
一般戦災死没者、米軍の墜落死した米兵の慰霊碑そして観音像があります。敵、味方、別け隔てなく埋葬、弔ったそうです。そこで、日米合同慰霊祭が6月行われ、米大佐も見えられました。昨年はコロナ禍で行われなかったですが〜
あ、そうそう!観音さんの広場でお年寄りが毎朝ラジオ体操をやっています。
去年だったか、久し振りに観音さんまで行きました。ハーハー大変でした。
明らかに、私より年配の方がスイスイ駆け登って行っていました。
つくづく、衰えを感じました。
まとめ
静岡浅間神社は由緒ある素晴らしい神社です。
そして
温かい日には境内のベンチでお年寄りが楽しそうにお話してます。
市民にとって当たり前にあるなごみの場所です。
敢えて、一言! 静岡のまちは決して派手ではありません。ホッとするまちです。
あれもこれも紹介したいと、ついつい長くなってしまいました。
紹介したい所はまだまだ…
最後まで読んで戴き、ありがとうございました。