損をしたくない心理
仕事を始めたばかりの頃、どうしても抜け出せない心理状態がありました。
それは、
「損をしたくない」
心理でした。
給料以上の仕事はしたくない、
受注した金額の仕事は、なるべく手間を少なく
さっさとやってしまおう。
だって、コスト削減は正しい理論なんだから
時間も手間も少ないほうがいい。
はい、こんな心理で仕事して
うまくいくわけいきません。
お値段以上の仕事をするのがよいのだ、
と聞かされても、どうしても納得できず
できませんでした。
その反面、
友達とのイベントなどは
これでもか、っというくらい
気をつかってサービス考えて
いつも大ウケでした。
なので毎回幹事をかってでて
イベント企画をしていました。
どうして、逆じゃないんだろう、
と思いつつも
どうしても納得できず、
という状態がしばらく続きました。
それが、ある日、フッと納得できたのです。
もらった金額以上、
相手が思っている期待以上
を提供することが、
喜んでいただけるポイントだ
と。
普通の人には当たり前なのかもしれませんが、
私はどうしても納得できなかった感情
それが、ようやく納得できた時は、
なんで今までわからなかったんだろう
と不思議でした。
ちょっと考えられるのが、
ビジネス書などで、
コストを削減する
という話を読んでいて、
もともとがケチな性格が災いして
とにかく手間を省く
と思っていたんだということです。
とにかく、
損をしない最小限の手間で仕事をする
という負の感情から抜け出せことは
その後の人生を変えるきっかけに
なりました。
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