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いま、感じている気分は、本物ではないかもしれない。

いま、感じている気分は、本物ではないかもしれない。

TopGunマーベリック
見てきました。

爆音と迫力の映像、
リアルタイムで前作を観た僕にとっては
青春を思い出す
そんな作品でした。

奮発して、iMaxで観たので
ものすごい臨場感。

観終わって、映画館から出てきたら、
なんだか自分も
戦闘機を操縦している気分に!

でも、もちろん、戦闘機なんて操縦したこと
あるわけないです。

映画を観たことで、そんな「気分」に
なったのですね。

この映画を見たときに感じる気分と同じで、
あなたが今感じている気持ちや感情も
思考やイメージで生み出した
実態のないものかもしれません。

美味しいケーキを食べた時、
「ああ美味しい」という
生の味覚
「ああ、幸せーーー」
と実感する生の感情。

あなたは自分に関心を向けて、
このような味わい方を
したことがありますか?

「何もしたくない、何もかも投げ出してしまいたい」
という思考にとらわれているとしたら、
頭の中で、絶えずたくさんの否定的な思考を
繰り返しています。

今の感情を
自覚する余裕もないでしょう。

心の疲れが積もっているときに、
「しなければならない」
という言葉を投げかけていれば
どうなるか?

ちょっとした言葉で心は軽くなる

心が疲れているときは、
「ああ、疲れたなあ。
じゃあ今日はゆっくりしよう」
で心が軽くなる。

「愛して欲しい。認めて欲しい」
という他人に依存した意識で考えると
周囲に気を奪われて、
自分の気持ちや感情がお留守になります。

自分の
本当の気持ち
を認める。
したい、のか、
したくないか。

自分中心になって、
自分を認めてあげる。

自分の感情を中心に考えると、
気持ちも身体も楽になります。

親の教育や、周囲の人の影響で
自分の欲求を我慢しながら、
「しなければならない」
という思いや、
相手の言うことに
「従わなければならない」をいう思いで
生きてきたことの結果、
相手に言動を左右され、
相手のいうことに自動的に反応したり、
相手のいうとおりにすることが
当たり前になっていませんか?

自分の行動に
「どんな気持ちで取り組んでいるか」
を自分でチェックしてみる。
いま、自分がやっていることを
「感じて」みる。

不安であっていい。
自分は不安になっているんだな、
と認めてあげればいい。

自分を認めることが
本当の強さです。

不安であることを隠していれば、
強くなれますか?

過去の自分をよくやってきたね、
とねぎらってあげることが第一。

心地よさを実感するレッスンをしましょう。

できないことがあっても大丈夫。
いつかできるようになればいいなあ、
くらいに思っておく。

しなければならない、は思考、イヤは感情

感情を殺して、
思考を優先させてきたから疲れるのです。

私たちは、人に愛されたい、
認めて欲しい、
愛して欲しいと渇望している。

この渇望の相手が
自分であったことはあるのでしょうか?

あなた自身は自分を認めてあげていますか?
あなた自身が自分をかわってあげていますか?
あなたは、自分の心に寄り添っていますか?

誰かにこんなふうに声をかけてもらったらどうですか?

ああ、そうなのかあ。
つらいのかあ。つらいんだねぇ。
無理もないよ。
そんな気持ちになるのはもっともだよ。
そうかそうか。

この言葉をあなた自身が自分にかけてあげてください。

自分を犠牲にしていたら
いいことはありません、
まず自分自身を優先しましょう。

自分を大事にすることが
相手を大事にすることにもなる。

自分を犠牲にして相手に尽くすことが
美徳とされているが、違う。

いま、に生きていれば
一人でもたくさんでも楽しい。

あなたは毎日自分を否定され、拒否されます。

その結果、あなたは自分を守るために
傷つくことに鈍感になっていくしかなかったのです。
感情を鈍化させ、感情を感じないようにしていた。

これに気づいてあげる。

プラスの感情を取り戻し、
生きることの歓びを感じられるようになる。

弱音を吐いていい。

自分の感情を受け入れる。

プラスの感情もマイナスの感情も、
受け入れる。
マイナスの感情を否定しないで、受け入れる。

あ、私は不安になっているんだ。と。
不安になっていいんだ、と受け入れる。

自分の感情の、やりたくないこと、に気づく。
そのささやかな願いをかなえてあげる。

無駄な思考はやめる。

そのままの自分を受け入れる。

感情を開くと、
とんでもないことが起こるのではないか、
と恐れを抱いている。
以前は感情を感じすぎて傷ついてきたから。

思考を止めて、五感に焦点をあてる訓練をする。

自分を愛してあげる

そんなふうに行きましょう。

仕事も人間関係も「すべて面倒くさい」と思ったとき読む本 
石原 加受子
より

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