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脳は何もしないでも勝手に疲れていくんだよー


何もしてないのに疲れたなー、疲れが取れないなー
そんな時はありません?

疲れが取れないときは、脳が疲労しているんです。

そんな時は体を休めるだけでは
疲れは回復しません。

脳の疲れは、
どれだけ身体を休めても
どんどん蓄積され、
ひどいときには心の病に至ります。

うつの時など
とにかく眠くて
寝るんだけど、よく眠れず
疲れが取れない
ってことがよくあります。

なぜか??

『世界のエリートがやっている最高の休息法
脳科学X瞑想で集中力が高まる』久賀谷亮著
によると、こういうことだそうです。

脳は体重の2%の重量なのに、
体のエネルギーの20%を消費する

脳の消費エネルギーの大半は、
デフォルト・モード・ネットワーク
(DMN,自動車のアイドリングみたいなもので
で何もしなくても使われる)
で60-80%が使われる

そこで、結論!
脳の疲労回復方法はこの7つ、だそうです。

脳の疲労を解消する7つの休息法

1.とにかく脳が疲れているとき → マインドフルネス呼吸法
疲れやすい脳は現在を知らない。
過去や、未来にばかり意識が向かい、
いまここ、
にない。

そこで、毎日同じ場所で
マインドフルネスをするようにします。

脳は習慣が大好きなので、毎日同じ場所、というのがポイント。

2.気づくと考えごとをしているとき → ムーブメント瞑想
歩きながら身体の動きにラベリング
たった姿勢、座った姿勢で手を動かし、
動きに意識する

ムーブメント瞑想も、
するタイミングを決めてやりましょう。

3.ストレスで体調がすぐれないとき →ブリージング・スペース
①ストレスの影響に気づく、ス
トレスを文にして身体の反応を確認する

②呼吸にラベリングして意識を集中

③身体全体に意識を広げる

4.思考のループから脱したいとき → モンキーマインド解消法
思考のサルを黙らせる方法です。
①捨てる 思考にラベルを貼り、もう考えたので、頭の外に追い出す
②例外を考える
③賢者の目線で考える 尊敬する人物や歴史上の偉人
④良し悪しで判断しない
⑤由来を考える

考えに対して傍観者でいることが大事です。
考えと自分自身を区別すること。
心は「考え」が行き交う「場所」でしかない、
考えている自分と、考えていることを同一視しない
ことが大事です。

5.怒りや衝動に流されそうなとき →RAIN
脳に過度なストレスがかかると、
本能や感情を司る扁桃体が暴走する。
この暴走は理性を担当する前頭葉が抑える。
両者がフラットに均衡する脳構造を作る
①Recognaize 認識する
 怒りと自分を同一視しない
②Accept 受け入れる
 怒りが起きている現実を受け入れる
③Investigate 検証する
 怒った時、身体に何が起きているか検証する
④Non-Identification 距離を取る
 怒りを突き放して他人事のように考える

6.他人へのマイナス感情があるとき →やさしたのメッタ
①マインドフルネスになる
②その人のことを考える
③あなたが幸せでありますようにと唱える

7.身体に違和感・痛みがあるとき →ボディスキャン
呼吸に意識を向け、身体をスキャン。
身体の、いま、に目を向けてあげることが大事です。

あとは、アクティブレストですね。
できれば、筋トレ、
もしくはお散歩でもよいので
身体を動かしてあげること、

面倒かもしれないですが、心がけましょう。

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