思いだせあの頃を
駆け抜けた時間
隙あらばと
思いだせあの頃を
雨だろうと
自転車で駆け抜けた日々を
いつからだろうか
守りに入ってしまったのだろうか
失う怖さばかりに囚われて
手にいれる喜びを忘れてしまったのだろうか
今が嫌だなんて
そんな言葉を吐く自分がいる
今が嫌なのに守りに入る自分がいる
あるスポーツでは
男女の関係ない熱いレースがやってる
攻めてみろよ
どこにいるかなんて関係ないのだから
今いる場所からフルスロットルさ
エンジンの調子の悪い日だって
それはあるさ
レバーを握って全速だ
雨の日だろうとさ
ハートの火を絶やさず
赤いバラが花束になるまで
あの頃自分みたいにさ
全速でこの日々を駆け抜けるんだ