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メソッドについて考えてみました。
皆さん、こんにちは!
この本にも書いてある育成メソッドについて改めて考えて頭を整理してみました。
本を読んでもらったらわかりますよ!ではなく、どうシンプルに表現したらイメージしやすいのか?
私に何か特殊なフットボールメソッドがあるわけでもなく、特別なトレーニングを持っているとも思えません。
もちろん自分自身の考える理想のフットボールはあります。
ただ他の人との大きな違いは何かと考えた時に思い当たるのは次のような点だと思います。
私自身はまず前提として
「将来的にどのような選手(人)になって欲しいのか?」
ということ大切に考えて選手たちと関わっています。
これはピッチ内外で共通することで
自分で観て、自分で考え判断(決断)して、自分で実行して、結果について責任を持ち、また自己分析を続けてさらに良くなるように努力を続けていける自立した選手(人)であって欲しいと私は考えています。
逆算すると「やらされる」「与えられる」環境からではなかなかそういう選手(人)にはなっていかないのではないか?
自分でそのプロセスの楽しさ、面白さ、大切さに「気付き」自分で変わっていかないとそれは習慣として定着していかないという結論が出ました。
その上でまずは日常のトレーニング、ミーティング、日常の会話、面談などから関わる人たちの良さを見つける、引き出す事から始め、それぞれの選手たちの個性を認めて大切にすることを考えてきました。
そのようなことから考えてみると
✳︎関わった人たちにまだ気付いてないそれぞれの良さに対しての「気付き」を与える事が出来ているのではないか?
✳︎出会った選手や指導者に何か変わる「きっかけ」を与える事が出来ているのではないか?
*その「気付き」「きっかけ」により選手たちが自信を持ち、自立して自発的な考えを持てるようになってきたのではないか?
この「きっかけ」や「気付き」といった事を引き出し、それぞれの個性を認め自信を持たせる事ができることが自分自身の一番の強みではないかと気付きました。
そしてその変化、成長に対して個別にサポートしていく事が出来る。
そこからそれぞれの良さを組み合わせたチーム作りをする事が出来る。
それが「やらされる」「与えられるもの」ではなく、みんながそれぞれ自立して自発的に考え行動できるようになるためにサポートしていける。
これが自分自身の持つ「メソッド」ではないかと思います。
わかりやすくシンプルに
〝K_method〟
とネーミングさせてもらいます。
「きっかけ」作りのK
「気付き」を与えるのK
「Kazuaki」のK
_ アンダーバーを入れたのはすべての答えを与えるのではなく、余白を残して下から支えるという意味
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いろいろと考えましたが、シンプルで等身大のネーミングかなと思い、決めました。
これからも関わる人たちが「自立して自ら成長し続けられるために」必要な「きっかけ」や「気付き」を与えてサポートし、寄り添い続けていける人でありたいと思います。
人に「きっかけ」や「気付き」を与えてあげるためには、その人以上のアイデアと知識と経験を持たなければならない。
そのためにも「人」と「フットボール」を学び続けます。
これはS級ライセンス取得のための研修で最後にオシムさんから頂いた言葉である
「コーチは選手たちよりも多くのアイデアを持たなければならない」
という言葉にも含まれていると思います。
興味ある方はまた本を読んで頂き、感想を頂ければと思います。
また話を聞いてみたいという方がいらっしゃっいましたら直接ご連絡頂ければと思います!
引き続きよろしくお願いします🙇
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吉永 一明/Kazuaki YOSHINAGA
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