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Day139 九九・苦苦・クックック

2023/12/7 Thu
個別懇談最終日。時間を有効活用しなくっちゃ。

2年生メインの一つ!
“九九“の学習が始まりました。
どうしても避けることができない
“暗記““暗唱“
歌やリズムで覚えた人も多いのではないでしょうか?

お風呂場に九九表を貼り付けて
読み終わってから上がるとか
各家庭いろんな取り組みがされていますよね。
(ヒロ家もその一つです)

さて、そんな大きな壁“九九“ですが
こんな依頼を2年の担任から受けました。

「ヒロ先生!お願いがあるんですけどいいですか?」

「どうしたん?」

「あのぉ〜九九が始まったんですよ。そこで子どもたちに
 『ヒロ先生とすれ違ったら“九九“の問題言われるから
 心づもりしときや』って言いたいんですけど。
 子どもたちとすれ違ったとき、問題出してもらっていいですか」

「いいよぉ〜 面白そうやん。んで何段まで習ってるん?」

「五とニです」

「おっけぇ〜」と答えたボク。

「じゃぁ〜まずは二の段でお願いします」

こうしてボクは“ミッション九九“を実施することになりました。
ただ単に暗唱するのでは面白くないですよね。
ゲーム性を取り入れると子どもたちはノッてきます。
ワクワクしながら廊下を歩いていると
早速2年生の児童に遭遇。

「はい!問題!ニサンが?」

「あっ、、、、6」

「次!ニシチ?

「えぇ〜〜16」

「ブゥ〜14」

「そやった」

「先生もう一個出して!」

「よっしゃ!ほしたら ニシチ」

「あっ!14」

「ピンポーン!正解!できたやん」

「もう一個!」

「あかん。また今度」

間違えてもすぐにやり直す。
きっかけと印象が残れば
【記憶】に残るんですね。
こちらも子どもたちとコミュニケーションが取れるので楽しい。

新たな児童と遭遇。
「はい!問題!ニイチが」

「ニ」

「ニゴ」

「十」

(少し、意地悪なボクが出てきました)

「ニク」

「18」

「ブゥ〜〜〜」

「えっ!あってるやん!18やって!」

「ニク(肉) “美味しい“や!」

「えぇ〜そんなん ずるい!九九ちゃうやん」

「九九だけにクックック」
腹を抱えて笑うそぶりをしてみるボク

・・・

「先生おもんない」

・・・
○ | ̄| _

「すまん」

「そう。ニクは18。正解や」

言い終わるや否やその子は去っていった。

若干打ちのめされた。

でも、打たれ強いボクは
他の児童にも試してみる。
中には
「おぉ〜〜〜〜おもろ。オカンに言お」
という子もいる始末。

「あかん!ニクは18やで!間違えるなよ」
と慌てて訂正。

「もっと出して!」と子どもたち
「今日はここまで!明日は五の段や!」

「ヤッタァ!」

五の段でボケを考えるボクだが
まだ思い浮かばない。
ゴイチ が 5
ゴニ 10
ゴサン 15  誤算?難しいわな
ゴシ 20
ゴゴ 25 午後眠い?いけるかな?
ゴロク 30
ゴシチ 35
ゴハ 40
ゴック 45 ゴック何飲み込んだん?・・・無理があるな。

こうして自らスベろうとしているボクがいる。

行ってきます!

【教訓】
九九を楽しもう!

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