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Day493 偽善のススメ
2024/11/26 Tue
本日、区の研修会です。
今日は、人間関係をよくする方法について
お伝えしたい。
「偽善」を辞書で調べてみると
「うわべをいかにも善人らしく見せかけること。また、そういう行為」
とあった。
今日、何を伝えたいかのかと言えば、
ズバリ!
「嘘でも良いことをしよう」
ってことだ。
腹の中では、計算高いことを考えいてもいい。
自分の私利私欲のために動いてもいい。
でも、それは外からは見えない。
表ヅラだけ見れば、
その人は良い行為をしているに過ぎないのだから。
納得できる。
ただ、偽善を続けていくと何かが違ってくる。
それは「心」だ。
人に良いことをする行為が当たり前になると、
助けることに抵抗がなくなり、
自然と振る舞えるようになる。
すると周りにいた人から感謝される。
当然のことである。
だって、その人は嬉しいことをしてもらえているのだから。
「偽善はいつか、善に変わる」
これがボクの結論だ。
詐欺や騙す行為を進めているのではないことをご理解いただきたい。
詐欺や騙す行為は、初めから人を貶めようとしている行為であり、
これは偽善でもなんでもない。
悪であり、犯罪である。
人は誰しも、いいように思われたい。
嫌われたくない生き物である。
人とのつながりの中で生きている限り、人間関係は思い、思われの関係なのである。
こうした中にあって、
いかに自分に好意をもってもらえるか、
切実に願っている人もいるに違いない。
そんな人にお勧めしたいのが、「偽善」である。
人に好かれるためにいいことをしよう!ってことである。
職場であれば、
“進んで掃除“拭き掃除が効果的である。
手間を掛ければかけるほど、人に与える影響は大きい。
朝1番に出勤し、5分間と決めて拭き掃除をする。
一気に全部をキレにしようと思わず、
「今日はココ!」って決めてコツコツ続けたり、
ゴミを捨てたり。
そんなちょっとしたことを続けると、
人は見ているものである。
でも、実はこれ、バレないほうが良い。
ボクが実践しているちょこっとした「偽善」は、
□コピー用紙の補充
□ゴミの回収
□ゴミ袋の交換
などである。
あと、
荷物を持っている人がいたら
「持ちますよ」とか
「手伝いましょうか」とか
声をかける。
大抵は
「いいです。大丈夫です」
って断られるが、
意欲を見せるだけで、印象は高くなる。
試す価値ありではないだろうか?
近所付き合いでも、
掃除は大きな力を発揮する
ボクはまだ平日出勤の身なので毎日掃除とはいかないが、
定年を迎えたら続けたい。
毎日近所の掃除。
誰に言われるでもなく自分から進んで続ける。
そうすると地域の方との繋がりも出てくるし、交流も生まれる。
そこからビジネスチャンスがあるかもしれない。
うーん。
なんて卑しい考えなんだろう。
と恥ずかしいが、
でも実際この思いを分かる人はいない。
これを読んでいるあなた以外は・・・
そうやってボクは
“ボクブランド“を育てていきたい。
その最強のツールが「偽善」である。
どうだろう?
こっそり、ゴミ捨てから始めてみないか?
【教訓】
“いいこと“をしよう