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Day514 こんちはくーちゃん

2024/12/17 Tue
冬休みまで あと6回登校

昨日はくーちゃんのお誕生日でした。

意味深なタイトル“さよならくーちゃん“
多くの方に読んでいただき感謝です。

5歳のくーちゃんにさよならして
明けた翌日16日(月)のお話です。

この日、ボクは午前中お休みをいただいた。
くーちゃんの幼稚園で月に一度のお誕生日会に参加するためだ。

今年度卒園するくーちゃん。
最後の年ぐらい参加しようと思い
思い切って【半休】を取得した。

朝、くーちゃんが起きてくるのを待って
タタタって駆け寄ってきたくーちゃんを抱きしめた。

「くーちゃん。6歳のお誕生日おめでとう!
6歳になって初めての言葉はなんですか?」

ボクはインタビューした。
すると・・・

「なんもない」

(*´Д`*) カワユイス

ニコッとして両足でボクの体を
まるでコアラのように引っかかるくーちゃん。

ボクはユーカリの木になった。
こんな素敵な時間がいつまで続くのだろう
あぁ〜できるならこの日の記憶を残しておきたい
そんな思いで抱きしめていると

「もうええわ」

と充電完了したようで
タタタと妻の元へ走り去っていった。
(ありがとう。くーちゃん)

そんなやりとりをこなしていると
時間は流れ9時になる。

「あんた!9時15分には園に来ててよ」
と妻の声にハッとして
慌てて準備をして
幼稚園に向かう。

そう。午後からは勤務なので
直接幼稚園に行った後は、
その足で出勤するスタイル。

ちょうど息子くんも学級閉鎖で
お休みだったため、
「俺も行くわ」と妻と先に出かけていった。

1人部屋で身支度して
ランニングで園に向かうボク。

何を話そうかな?
心でモヤモヤがつのる。
そう!お誕生日会でお家の人からの
お話をするのが恒例だそうだ。

妻から、
「あんた教師やから慣れてるやろ。やってな」
とハードルを上げられている。
誰にメッセージを伝えるのか
どんなメッセージを伝えるのか

ボクの心は決まっていた。
□くーちゃん と
□園児 に
□みんな望まれて生まれてきたこと
□みんな愛されていることを
□そして、くーちゃん可愛いよ
ってことを伝えると。 心に誓っていた。

園につくと
園長先生が誕生日会に参加する園児の保護者さんらと
懇談されていた。
パパの参加はボク1人。
お母さん方の出産エピソードを伺っていると
頭が下がるばかりだ。

本当に女性は強い。
我が子への想いを聞く中で胸が熱くなった。

9時半。お誕生日会スタート。
ボクはリュックに仕込んだアイテムをぎゅっと握り
くーちゃんと一緒に入場する。
まるでW杯に出場する日本代表の気分だ。(全員で5名)

園長先生から
「荷物は置いてもらっていいですよ」とお声かけいただいたが
「あっ。仕込みありますので・・・」って返すと
「えっ、あっ。あぁ〜」って返されました。
(多分、“わかりました“ってことだと理解したボク)

お誕生会は滞りなく進み、
お家の方の話になった。
トップバッターはボクだ
司会の先生がマイクをボクに渡そうとしてくださったが
ボクは教師、地声でいく!
「あっ、大丈夫です」と丁寧にお断りして

「今日は、素敵な会を開いてくれてありがとうございます」と
一礼。

「くーちゃん。生まれてきてくれてありがとう。
6歳のお誕生日おめでとう。くーちゃんは我が家のアイドルです
(くーちゃんを祝う)
6年前の今日、朝の4時にくーちゃんは生まれました。
生まれた時の身長は50cmでこれぐらいでした。
(バードマンがパーマンの変身セットを見せたサイズ:約5cm)
あっ、こんなに小さくなかった。これぐらいです。とボケて修正。

笑う園児
(つかみはO Kです)

こんな小さなくーちゃんですが、
生まれてすぐに病気になって入院し、お家に帰ることができませんでした。
病院で治療を受けて頑張ったくーちゃんは1月2日のお正月に帰ってくることができました。
その時、着ていた服がこれです。
(と言って、仕込んでおいたベビー服を見せる)

おぉ〜〜〜小さぁーって声が上がる。

そうです。小さいね。
小さいお洋服。今ではもう着れません。
こんなに大きくなってくれました。

その時、履いていた靴がこれです。
(と言って、初めての靴を見せました)

チイさぁ〜い って声が上がる。

そう。めっちゃ小さいね。
小さい靴。今ではもう履けません
こんなに大きくなってくれました。

こうやってくーちゃんは大きくなりました。
みんなも 大きくなっています。
お家の方は みんなのことが大好きです。
(園児へのメッセージ完了)

これからもくーちゃんと仲良くしてくださいね。
これでお話は終わりです。

って話で締めくくりました。

歌を歌ったり、ダンスをしたり、
プレゼントをもらったくーちゃんは本当に笑顔で
嬉しそうでした。

素敵な空気に包まれて
長男くん(中1)も
「きてよかったわ」と話してくれ
「パパの話が一番おもろかったわ」とも言ってくれました。

妻からは
「教師臭が半端ないわ」と
お褒めの言葉なのか、嫌味なのか?
どちらかはわかりませんが
ボクは褒め言葉だと受け止めました。

「くーちゃんのパパ面白いね」と友達が言ってくれていたら
それだけで嬉しいのですが・・・

くーちゃん的には“面白い“より

“かっこいい“

の方がいいそうです。
○ | ̄| _

【教訓】
“トーク“より“見た目“

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