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Day358 【我が子と楽しい時間の作り方】
2024/7/13 Sat
娘と虫とりに行ってきました。
先日、夏休みの自由研究について
少しお話ししました。
その時は【理科】がメインでした。
今回はボクの得意【社会編】のお話しです。
親が困る宿題の一つ。
そう。
「自由研究」です。
いったに何をしたらいいだ。
工作に調べ物、実験に、感想文などなどテーマは多岐に渡り何をしたらいいのかと悩む方も多いのではないでしょうか?
巷にはキットが販売されており、
興味のあるものを購入し、
実際にさせてみてその様子を写真に収め提出する。
一般的なやり方ですが、そこに学びはあるのでしょうか。
きっと興味を持って買ったのだから楽しいだろう。
そう思いたいのは親の心です。
が、
教師の立場からしてみるとこれは少しもったいないです。
夏休みの宿題を持ってくる子どもたちを見ていると、
自分一人で取り組んだもの。
親と一緒に取り組んだもの。
買ったものを適当にしたもの。
などなど様々あります。
夏休みの自由研究のポイントは、
実は“親子の時間“なんです。
普段、親となかなか関わることができない時間を、
この夏休みというものを使って一緒に過ごし、
学びを通して親子で向き合ってほしい。
そうすることが願いの一つに入っているんです。
中には、
「これ、親がほとんど作ったでしょ。」っていうものや、
「これ、親のアイデアでしょ。」っていうものがあるのですが、
それでいいです!
大切なのは子供との時間を過ごしたかどうか。
宿題を見れば、親が子に関わってるか、そうでないかがわかります。
子に関わっている家庭の子は愛情を受けていることが伝わってきます。
(もちろんお仕事が忙しくても愛情を受け取っている子はたくさんいます)
決して、遅くはありません。
一緒に自由研究を取り組んでみてはいかがですか?
そんなあなたに朗報です。
我が子と学ぶ自由研究マニュアルを作りました。
この順番に取り組めば楽しく、またタメになり、最後には学年で選ばれるかもしれません。
そんな鉄板マニュアルを公開します。
自由に好きなことを研究したらいいのですが、
ネタが思い浮かばない人は、その学年で学んだことを生かして調べるというものです。
3年生から始まる社会で言うと、市区町村などの地域
4年生住んでいる都道府県
5年生産業・工業
6年生歴史 といった具合です。
その年のキーワードとなるものを調べると面白いですね。
なので、
教科書をパラパラとめくって1学期の学習を元に調べてみて、
我が子に提案してみてはどうでしょうか。
今日は調査系の作り方についてお伝えします。
【自由研究マニュアル】
□はじめ を準備
・なぜ それを 調べようと思ったか
・地図を用意する
・調べ方 手順を書いておく
・調べるときの道具 どんな道具を使ったか書く
・期間 いつからいつまでに行ったかを書く
□調査 する
・フィールドワーク 親子でひたすら調べる
実際の様子を写真に収めておくこと
・記録用紙をしっかりと残しておくこと
□まとめる
・やってみて わかったこと
・気づいたこと
・学んだこと
・疑問に思ったこと
・これから調べたいこと
・感想 を書いて終わる。
これらを1冊のファイルにまとめて写真とともに提出すれば報告書の完成です。
社会科のポイントは
【地図】を使って【写真】に残す です。
どうですか。
手順を踏めばそれほど難しくないと思います。
大事なのは親子の時間なんですね。
ぜひこの夏。
親子の時間を作ってみてください。
今年のヒロ家は
“水“で行きます。
はーちゃん(小4)なので。
【教訓】
親子の時間を作る