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Day223 卒業式練習開始

2024/2/29 Thu
今日で二月が終わります。

いよいよ来月卒業式です。

先日、5年生が体育館にシートを引いて
椅子を並べ
雛壇を設置して卒業式の準備をしてくれました。

5年生にとっても大事な仕事です。
・6年生のため
・学校のため
そしてこれから学校の顔となっていく
・自分自身のために

そんな話を担任がしており
(いいなぁ〜担任って)と横で見ていたボクでした。


さて、話は戻り

6年生にとっても最後の授業
卒業式に向けて練習がスタートしました。

ここ最近の6年生
どこか落ち着きません。
ソワソワと不安もあるのでしょうか。
時期的なものもあるようです。

そん中で卒業式練習がスタートです。

まずは

心構え

準備された体育館への移動から気持ちを作ります。

無言移動
体育館で準備された自分の椅子に座り
担任が口を開きます。

これまでの学校生活を締めくくる大切な儀式であるということ
どんな思いで臨むのかという心
“巣立ちの言葉“に込めた子ども達の思いを
一つ一つくみ取りながら
話を進めます。

自然と背筋が伸びる子がいる中
それでも落ち着かない子はいるものです。

そんな子を叱るのではなく
見守る。
仲間が声をかけて励まし共に成長する姿を
ボクは目指したいのです。

が、、、

実際は近くに行って
背中をさすり 意識させてしまう。

まだまだです。

心構えの後に
動線の確認
入場から着席まで

歌の練習

音楽専科の先生に協力いただいて
練習スタート。

呆然、、、

まだ歌詞を覚えていない子もちらほら
声もちらほら
(うぅ〜〜〜ん)

でもでも
そんなものなのです。

過去に2回
この学校で卒業式を見てきたボクは
そう感じます。

「声を出せ!」
「もっと胸を張れ!」
「顔を上げろ!」

かつて初めてもった6年生への
卒業式練習ではボクは叫んでいました。
初任2年目のまだ教師になりたての頃の話です。

当時は“激“が心を動かすものだと
思っていたいのですが
それは誤りということを学んだのです。

ときにはそんな“喝“も必要ですが
今は時代が違うのか

引っ張り上げるというより
押し上げるというイメージが
合うのかもしれません。

声を出さずに
手のひらを上に上げて
ジェスチャーで示す。

声が出ている子
表情の良い子
姿勢の良い子
“良いとこ見つけ“をメモしていきます。

その伸びを記録し、
できたことをフィードバックしていく。

まだまだ今は自信がない彼らが
15回の登校後
胸を張って 堂々と
学校を去っていく日を
ボク達教員は全力でサポートしていくのです。

今日から呼名の練習がスタートです。
励ましながら
向き合っていく思いです。

【教訓】
見通す

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