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Day68 実習生の授業参観

2023/9/27 Wed
本日、全体練習2回目。指揮台に立ちます。

25日(月)のお話。
9月4日から始まった教育実習。
実習も4週目に入りいよいよ佳境となりました。

実習の大きな山といえば
“授業公開“
これまでの実習の集大成がここに現れます。

はじめは緊張していた実習生も
子どもたちともなじみ
毎日1コマの授業をこなしていく中で
日々成長しています。

自分の頃と比べると
ほんと一生懸命さを感じます。

毎日遅くまで教材研究し、
指導案を作って
慣れない授業に取り組む
本当に大変だと思います。

“BLACK“と言われるこの業界に
好んで就こうとする実習生。
それだけでボクは応援したくなる。
ボクらは全力で応援したくなるのです。

やっぱりそこは
“教師“
教えることが
伝えることが
好きなんだなと思うところであります。

先週金曜日も
誰よりも遅く残って板書計画
掲示物を担当教諭の指導を受けながら
作っていました。

月曜日の朝、
少し元気がない様子。
聞くと
「2時間しか寝ていなくて、、、」と実習生。

(わかるよ。わかる。ボクもそうだった)

しかも、今日は公開日。
全教員が授業を観にきます。
大学の教授も観に来るそうです。
そりゃ〜緊張します。

そんな中、授業が始まった。
学年は2年生。
教科は算数。
単元は「三角形」
ポイントは【直角】

導入は復習から入り、
具体物を使っての説明。
子どもたちが
“やりたくなる“仕掛けがそこにありました。

・手遊びする子ども
・話が聞けない子ども
・落ち着かない子ども
そんな配慮が必要な子達がいる中でも
「○○さん いいかな?」とか
「△△さん 聞けてるね」とか
周りを見ての声掛けも
意識して授業を展開していました。

ボクの時もそうでしたが、
始まってしまうと
“あっ“というまに終わってしまいます。
45分駆け抜けた実習生。

普段机に塞ぎ込んでいる子も
この時間は楽しそうに学習していました。
友達と話し合いながら活動していました。
この姿を見ただけでも
【成功】です。

放課後の検討会。
たくさんの先生から
“ねぎらい“と“アドバイス“をもらっていました。
僭越ながらボクも伝えます。

「今日のポイントは“直角“ですよね。
やっぱり、どこが直角なのか
子供たちがしっかりとおさえておく必要があるので
ボクなら、
“みんな直角の場所わかるかな?チョッカクやから
 指で押さえてごらん“と言って、全員を見て回りますね。」

・・・

わかりました?

“せっかく“と“チョッカク“を掛けたのですが・・・

そう。
まさしくこの空気を
事後検討会でも作り上げたのです。

“学ぶ力“よりも
“スベる力“を誰よりももっている
ボクなのでした。

【教訓】
一所懸命は伝わる

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