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Day445 当事者意識
2024/10/9 Wed
今日は職員会議です。
ここ数日、
児童のトラブル相談を受けることが多いです。
直接子どもから
「先生、聞いて〜」
「先生、相談あるぅ〜」
「先生、あんなぁ〜」
歩いていると声をかけられるボク。
それはそれで
“頼られている“と言い返しなので
いいことなのですが。。。
その内容というのが
幼い
と感じるのです。
自分たちで解決する力をもってもらいたい
というのは大人のエゴなのでしょうか。
・○○ちゃんが、煽ってきた
・○○ちゃんが鬼ごっこでタッチされた時、胸触られた
・○○ちゃんに授業中、注意された
・・・
(自分らで解決せぇ〜よ!)
って心で思いながら・・・
ボクがいつも大事にしていることは
「あなたはどうしたいの?」ってことです。
□話を聞いてほしい
□相手の話がしたいのか
□次からはしないでほしいのか
□謝って欲しいのか
□教師が注意して欲しいのか
□親に連絡して欲しいのか
子どもの要望は様々です。
突発的で命に関わることでない限り
ボクは子どもたちで解決するように意識しています。
ただ、それには時間がかかります。
時には授業中になることもあります。
そんな時どうするの?
賛否あると思いますが、
ボクはそのまま話をさせます。
授業も大事です。
ですが、トラブル・モヤモヤが続いている方が
子どもたちにとって授業にも集中できません。
ですが、次のことは気をつけています。
①授業で進んだことについてはフォローする
②子どもたちで解決が難しい場合は教師が仲介役になる
ってことです。
ボクは子どもたちに
「先生に言えばなんとかしてくれる」という思考から
「自分たちで解決する」という思考へ変換させたいのです。
問題を解決するには
「話し合い」しかありません。
暴力や仕返しでは解決しません。
「話し合い」しかないのです。
話し合うことでわかることは
相手の気持ち と クールダウン(内省) です。
自分のモヤモヤすることを伝える
相手の話を聴くことで、相手の気持ちがわかる。
わからなくても相手が何を思っていたのかを知ることが大事です。
トラブルは
自分の行動がどうだったかどうか
人と人とのコミュニケーションを学ぶ大切な機会だと思うのです。
そうして解決できた
スッキリした顔の子どもたちから
どのように解決できたのか、教師を入れて3人でフィードバックします。
「できたやん。やったね」と頭を撫でながら
彼らの頑張りを認めます。
そして褒めます。
さらにトドメを指します。
「何が ダメだったのか」
「次同じことがないように するためにはどうしたらいいのか」
問います
子どもたちに問います。
コレは脳科学のお話になりますが、
脳は問われたことに対して答えを出そうとするのだそうです。
「○○したらいいかな」
「◻︎◻︎がいけなかったかな」と。
問うことで、「〜〜かな」と発言する子ども。
「そう!それが考えるってことだよ」と教えます。
問えば答えが出せるのです。
(正しいかどうかはわかりませんが・・・trial and errorです)
なかなかうまくはいきませんが
毎日続けていきたいと思うボクなのでした。
【教訓】
問う