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『最後に「ありがとう」と言えたなら』

あなたには大切な方はいますか?

その方に毎日感謝を伝えられているでしょうか?

今回は大森あきこさんの『最後に「ありがとう」と言えたなら』を読ませていただきました

この記事では、読んでみて感じたことを、言語化していきます。


著者紹介

著者は大森あきこさんです。

宮城県仙台市の出身で、38歳のときに営業職から納棺師に転職されました。

延べ4,000人以上の亡くなられた方のお見送りを手伝われました。

㈱ジーエスアイでグリーフサポートを学び、グリーフサポートの認定資格を取得。現在はNK東日本㈱にて納棺師の新人育成を担当し、看護や介護の学校にて外部講師も務められています。

納棺師である著者の実体験で書かれている

私は『最後に「ありがとう」と言えたなら』を読んでいる間、最初から最後まで涙が止まりませんでした😭

本書は納棺師である大森さんが、実際にお見送りのお手伝いをした実体験をもとにして書かれています。

残された家族の悲しみ、前を向こうとする心、それでも身近な人の死を簡単には受け入れられないという葛藤が目に浮かぶようでした。

また家族・故人に寄り添い、少しでもお別れの時間が良いものになるよう務める「納棺師」という仕事についても考えることができます。

なぜこんなにも心が揺さぶられたのか

なぜこの作品を読んで、こんなにも心が揺さぶられたのか。

それはきっと、父や家族のことを考えることになったからです。

私の父も、58歳という若さで亡くなり、とても悲しくショックだったことを思い出しました。

ですが、とても良い葬儀をしていただき、今でも周りの方が、「お父さんが生きていてくれたら…」と言ってくれるのがとても嬉しいのです。

また、自分が子どもを持つ父親になったことで、色々考えさせられました。

生と死は切り離せない

人間は誰でも必ず亡くなる時がきます。

だからこそ、今を精一杯生きて、身近な人のことを大切に悔いなく生きることが大切なのだと感じました。

本書を読んで、家族や親、友人を今まで以上に大切にしていきます

一生は一度きり。1日1日を大切にしたいものです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!


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