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「CiclopeBerlin」広告フィルムクラフトの祭典に行ってきた3

世界的な広告フィルム&ミュージックビデオの祭典Ciclope Berlin 2024のまとめ3です

アルゼンチンの若者Fancescoが立ち上げたフィルムクラフトの祭典。

なんだかんだで参加するのは4回目(19,22,23,24)で、スポンサーも審査員も経験して、東京で行われたシクロぺアジアの開催も手伝いました。もちろん出品した作品"The Circle"が賞をいただいたこともあります。

なので中から外から関わって来たましたが年を追うごとに大きくなって来ていて、いずれはかつてのカンヌのような世界中のクリエーターが集まるところになっていく気配すら感じます。また、広告系だけでなくミュージックビデオやショートフィルム部門もあります。

参加者は圧倒的にプロデューサーが多く、次いで映像ディレクター、クリエティブディレクター、ポスト関係、音楽関係といった感じです。

こんな人にオススメ:

CD,AD ,CWなど広告クリエーター、TVCM ,SNSコンテンツ、MVの映像プロデューサー、 CM/MVディレクター、カメラマン、あたりですかね。

とにかくまずはトークセッションが勉強になる。そしてネットワーク作り。もちろん仕事が生まれる可能性もさることながら、とにかく映像制作を好きな人たちが集まっているのでちょっとした会話が楽しいし学びだらけです。昨今の最大トピックA Iをはじめ、SNS時代のクリエティブ、広告を取り巻くビジネス商流の変化、などなどちょっとした会話がみんなが直面し不安に感じていることなのでかなり熱いトークに発展しがちで濃ゆい濃ゆい時間となります。

あと、何よりも参加費がカンヌよりもはるかに安いですw
広告祭開催時に超高騰する物価もベルリンだと通常通りです。
そもそも街がでかいので選択肢が沢山ある。
なので我こそはと思う方は作品をエントリーしてみてください。

そして興味を持った方は来年現地へGo!!

3年前から毎年社員を連れて行ってるのですが、今年は弊社の若手エースSoです。

広告コンテンツが映画やTVと大きく違うのは企業のためのコンテンツを制作しているということ。
マーケッティング寄りになってしまうことを全く否定しておりません。
マーケティングに目一杯寄り添った戦略は短期的な売り上げ増加に繋がります。でも長期的にブランドを作っていくイメージ戦略としてのクリエティブとは上記とは少し違ってきます。双方が併せってこその広告だと思います。
そういう意味においてこのシクロぺという広告祭はクリエティブ技術を磨く一つの形であると思っています。



「CiclopeBerlin」広告フィルムクラフトの祭典に行ってきた1
「CiclopeBerlin」広告フィルムクラフトの祭典に行ってきた2


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