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「大晦日なんでまとめ的なこと」

歳をとってからは新しい友達いらないっていう方も多いですが、私は全く逆です。

「ほんとうに出会った者に別れはこない」
あなたはそこに/谷川俊太郎

僕は昔、友達はいないと言っていた。なぜなら友達の定義がよくわからないから。知人と友人の違いって難しくないですか?

最近ではもう一度会いたいなと思う人は友人かなと思ってます。

会った回数とか過ごした時間とかはあまり関係なくて、相手に興味を持ち続けられるかどうかが重要かなと。

相手がどう思うか?と言うのは別の話で相手が同じ気持ちでいてくれるとは限らない。というかむしろ双方が同じ想いというのは少ないかもしれない。そしてそれはとても悲しい、、、 

でも相手が自分を友達認定してるかどうかわからないと言うことは
自分が相手を友達認定しない理由にはならないと思うんですよね。
こちらのスタンスは変わらないので。もちろん誘っても来てくれないとか、それなりに片想い的な寂しいことは沢山ありますが、、、

友人とはイーブンな関係が望ましいと言うような意見を聞くこともありますが、イーブンつまり対等な関係って存在しないと思っていて、バランスが取れているかどうか。完璧な割り勘の関係って、どちらかに金銭的に困難な状況が生じたから会えないとかってちょっと違うような、、、

人生は基本足し算。全ての経験は今までやってきた土台の上に乗っている。個々の友人との関係も、最近会ってないからといって今までの関係が否定されるわけじゃない。

必ず自分の中に思い出以上のものとしてきちんと残っていく。良いことも悪いことも含めて。

よく知っていると思っていた友人の新たな一面を見つける瞬間も好きですが、新たな出会いでの刺激と緊張感もなかなかに楽しいです。中毒性がある。で、両方をやろうとすると膨大に時間が必要になってきてしまいますが、、、

ある有名マーケッターの人が高校生への講義で
「友達はいらない、仲間がいるんだ」
と言っていました。

その方の定義によれば利害がない関係は友達で、利害関係はあるが目的が一緒なのが仲間だと。

これはとても理解しやすい説明だと思いつつ、、、だから友達はいらないって言うのは少し違うかなと。確かに目的が明確な場合はそうかもしれない。でも目的っていつでも明確ですかね。目的を明確化させるために迷走してることの方が多いような。

もっといえば人生の目的なんてめっちゃ曖昧でふわっとしている。

人生とかって大きな主語でなかったとして仕事と限定しても、目的を見定めにくい時に利害を伴わない友人って全く違う気づきや発見や刺激をくれたりすると思うんですよね。それによって目的が明確化される的な。目的が明確であればやることはわかっているので必要な”仲間”を集めればいいだけなので確かに友達はいらない。その場合の仲間って単に傭兵みたいな場合もあるような、、、もちろん傭兵との間に友情的感情が芽生えたりもするんだが、、、

でも人生に友達はいらないかっていうとちょっと違うような。ビジネスの講義としては良いと思うけど高校生相手だとちょっとどうなんだろうと思ってしまった。

どんなことでも突き詰めて行えばそれなりに上達する。
私の場合、世界中でこれだけの数と会っている奴もなかなかいないと思ってます。なので最近コミュニケーションモンスターを自認しつつあります。

今年も沢山の人に出会いました。そしてそれは年輪のようにどんどん足されていってます。

「ほんとうに出会った者に別れはこない」

たった一度の出会いだったとしても、鮮烈な衝撃を残してくれる人はいます。そう言う人たちをあえて私は友と呼びたい。それは憧れだったり親しみだったり興味だったり好奇心だったり、、、様々なパターンがあると思う。

皆様の優しさと好意に支えられて素敵な一年を終えることができました。
来年もよろしくお願いいたします。

2024の自撮りは600枚以上、複数回登場している人がいるとはいえおそらく1000人くらいとは撮っていると思われますw

今まで知り合った全ての人とより深く分かり合えますように、
もっともっと多くの人にお会いできますように、

カズ品川 拝

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