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平日でもふらっと見に来てほしい!greedy complacency vol.3 -MORFEM Japan Tour 2024 in Kofu-の主催のはにゅうさんにインタビューしてみました。

いよいよ明日に迫った
greedy complacency vol.3 -MORFEM Japan Tour 2024 in Kofu-
今回は主催のはにゅうさんに
イベントについてインタビューしてみました!

はにゅう:山梨で活動するドラマー。
KAZOOHALLに来ると
ビックサイズのビールをよく飲まれています。

おはぎ:まずは自己紹介いただこうかなと思うんですけど。

はにゅう:今は、SHAMES、GOAT、LOST WITHOUT GRENADEバンドでメンバーとして、あと1つ、今BOKUTATIでサポートでドラムを叩いてる人です。

おはぎ:よくKAZOOにも出演したり、お客様としてもいらしてくださってたりしてますよね。音楽ジャンルとしてはラウド系とかハードコア系とかなんですか?

はにゅう:バンドとしては、メロコアっぽいようなやつから入りました。ただ、もともとビジュアル系好きだったのと、大学入ってから出会った友達と組んだのが、ハードコアだったんですよね。それで、10何年も前だけど、SHAMESに入って、そこからいろいろ広がって、今に至る感じですね。

おはぎ:いつもものすごい高い位置にハイハットがあるイメージがあって…あのドラムのイメージがあるんですが

はにゅう:ビジュアル系なんで(笑)

おはぎ:ちなみに学生時代くらいからドラム始めたんですか?

はにゅう:そうね。始めたのは中学校の時からですね。バンドは高校の時は軽音部であってもほぼ組めてないとかで、高校卒業直前ぐらいにKAZOOHALLに出だしたって感じですね。


実はツアー日程の方が先に組まれてた!


おはぎ
:さっそく12月3日のイベントについて伺いたいんですけど、インタビューするにあったって調べさせていただいたんですが、MORFEMの日本ツアーの甲府編ということなんですね?

はにゅう:そうですね。今回はMORFEM僕はこの日に初めて会うんですよ。きっかけがちょっと長いんですが…

おはぎ:全然いいですよ。

はにゅう:MORFEMのギターにTirっていうメンバーがいて、彼が7~8年ぐらい前かな? 共通のデジタルコンピレーションで、彼がこのREJECTED KIDSっていうバンドで、僕がSHAMESでは同じそのコンピレーションで収録しまして。それをきっかけに連絡先を交換してそこから頻繁に連絡をとりあってますね。
このTirが音楽大好きなやつで、特に日本の音楽めっちゃ好きで、 「このバンドのCDが欲しいんだよ!インドネシアだと見つかんないんだよ」とか言ってて。日本だと簡単に手に入るから送ってあげて、それで仲良くなって‥‥。
そうそう、Tirってバンド10個ぐらいやってるんですよ。

おはぎ:多いですね⁉

はにゅう:そうなんですよ(笑)その中の1つのeleventwelfthっていうバンドが6年前に来日するってなって。Tirから「山梨行きたいから組んで」って言われて、その時も今回みたいに個人企画で組みましたね。

2018年にはにゅうさんが個人企画したライブ

はにゅう:そのときも結構楽しんでて、彼が「富士山見たい、青木ヶ原珠海見たい」ってずっと言ってたんですけど、当日ちょっとトラブルがあって時間なかったから、河口湖まで行ったりして。
彼らが「俺ら翌日横浜なんだよ、来ないの?」っていったから、「じゃあ送ったるわ」って言って送ってったり…。そんなこともありましたね。

6年前の河口湖での写真


はにゅう:そのeleventwelfthが実は9月に来日してたんですよね。でも甲府は来てなくて。ですけど、その時も連絡入れて「ちょっと今回ツアー甲府行けなくてごめん」とか話をしてたら、 「今もMORFEMってバンドやってるから、山梨行きたいんだよ」ってツアー日程に甲府が組まれてて

おはぎ:先に日程が組まれてたんですね!??

はにゅう:前回樹海とか行けなかったって言ったじゃないですか。なので、前の日の12月2日が山梨でのオフ日になってて、「これでツアー組みたいんだけど」って話になったんですよね。

おはぎ:12月2日にもう山梨に来るってことが、先に決まってたんですね!?

はにゅう:そうなんですよ。でも、もう向こうはそのつもりで言ってるみたいだから、そこまで言ってくれてるならイベントを組もうってなってたんですよね。

おはぎ:そうですよね。ツアー日程を調べたら、11月30日と12月1日に東京で、3日に甲府、次の日から名古屋、京都、静岡に行かれるってことだったんですが…まさかの山梨を観光するために2日に来て、3日にライブして、次の日名古屋に行くってことなんですね(笑)

はにゅう:宿泊先、2泊できる所でいいところないか聞かれましたね(笑)

おはぎ:結構本当にがっつり関わりがあるというか、Tirさんと会ってって感じなんですね。

はにゅう:そうね。今回来てくれるからMORFEMを初めて聞いたんですけど、オルタナインディーロックな感じですね。 spotify見たら、地元だと人気だからっていうのもあるんだと思うんですけど、月間リスナー数30万ってなってて!

おはぎ:そのジャカルタのってことですかね?

はにゅう:いや、どこの国でどれだけ聞かれてるかって、ちょっとリスナーが見えないのでわからないですけど、 月間リスナー数30万ってなってましたね。

おはぎ:月間30万!すごいですね。

はにゅう:結構、地元では人気っぽいっすね。

おはぎ:先ほどYouTubeで見たんですが「Ma Shouganai.」っていう、日本語の曲がありますよね??

はにゅう:Tirが本当に日本大好きなんですよね。あと、ジャカルタでは文化としてアニメとかも好きな人多いみたいで、「NARUTOとドラえもんはこっちでも国民的アニメだよ」みたいなことも言ってましたね。

おはぎ:インドネシアバンドなのに、日本語の歌詞だと思って、しかも意外とキャッチーで。日本ツアーのために書かれたんですかね?

はにゅう:どうなんだろう。ツアーするからそれように歌詞を変えたのかもしれないね。自分も音源とかYouTubeとかでしか見たことないんで、楽しみですよね。

おはぎ:私もこう言ってしまっていいのかわからないんですが、思ったより聞きやすいというか…

はにゅう:僕の企画だから、ゴリゴリのイメージが(笑)

おはぎ:そうなんですよね(笑)はにゅうさんが結構ゴリゴリなイメージが強いので、MORFEMもゴリゴリなのかなと思ったんですけど、意外とそんなこともなく、キャッチーだなって思ったっていうのが正直なところですね。


一見バラバラの4組に見えるけど

おはぎ:他の出演バンドについても聞いて行こうかなと思います。まずはBOKUTATIについて

はにゅう:BOKUTATIはまず自分がサポートやってますね。最初企画やるってなった時に1番関わってるバンドで1番合いそうなのはBOKUTATIだなと思って

おはぎ:確かにそうですね。

はにゅう:声かけたら、みんないいよって言ってくれましたね。まず、ボーカルが熱いじゃないですか。

おはぎ:そうですね。9月に見たときに全力でやって倒れそうになってましたね。

はにゅう:ギターのもう1人雨宮くんも熱いタイプですね。

おはぎ:確かに合いそうっちゃ合いそうな感じはしますね。

はにゅう:9月23日からサポートベースで軍曹さんも入って5人でやってます。

おはぎ:今回9月23日ぶりにやるんでしたっけ。

はにゅう:そうですね、正規メンバーの3人ではライブやってましたけど、5人でやるのは9月23日ぶりですね。


おはぎGOATはよくKAZOOHALLにも出演してくださってますよね。ラウド系というか、ハードコアというか、ニューメダルというか、もう音がとにかく重めな感じですよね

はにゅう:ドリンクカウンターも響いてると思います

おはぎ:なんならトイレまで響いてますね(笑)

はにゅう:自分が加入した直後はそこまでじゃなかったんですけどね。僕が入ってからリミッターが外れたみたいですね(笑)

おはぎ:よく叫ばれてるイメージがありますね。


はにゅう:今回、本メンバーのバンドでも出たいなと思って、全然MORFEMと合わないけど…

おはぎ:かなりMORFEMとはカラーが違うというか。

はにゅう:でも面白いかなと思って。

おはぎ:本職というか、一番はにゅうさんのイメージが強いバンドですかね。

はにゅう:自分が活動している3バンドの中じゃ1番、音的にももともと好きでやってたのに近いのがGOATですね。

おはぎ:ライブでどこを見てほしいとかありますか?特にメンバーだからこそ、ここを見てほしいとか、聞いてほしいとか、こう思ってくれたらいいなとかありますか?

はにゅうGOATは激しいバンドの中でも、 個人的にはいいとこ取りというか、アンダーグラウンドの入り口ぐらいのバンドだと思ってます。だからをGOATきっかけにどんどん深いところも知ってくれたら嬉しいし、こういう音楽もあるんだよっていう入り口になってくれればいいですね。もちろんボーカルのONODAさんのステージングだったり、 僕の無駄に高いシンバルだったり見た目もあるんですけど(笑)
何よりも音ですね。そこは日々より良くするためにみんなで研究して頑張っているんで、ただただ機材でうるさいとかじゃなくて。一応”4DX轟音系バンド”と自称しているんで、耳だけじゃなくて全身で感じてほしいですね。


おはぎ:では次LOOSERについて、5人組のメロディックメロディックパンクバンドということなんですが…

はにゅう:今回MORFEMでイベントを組むって考えた時にSHAMESとLOOSERだったら、LOOSERの方が合うなと思ったんですよね。あと、TirもSHAMESを大好きでいてくれるんですが、ギターでACEさんがいるから喜ぶだろうなと思って今回入れました。

はにゅう:ざっくりで言うと、SHAMESとLOOSERだったらLOOSERの方がポップっていうか、メロディーも聞きやすくてキャッチーさがあるからMORFEMと合うかなと思いますね。彼らもだいぶバンドとしてはまだやっと丸1年経ったぐらいになるのかな?最近ガンガンやってて、どんどん良くなってってるから…上からみたいに聞こえるかもしれないけど、いいなと思って。今回も出演してもらうことになった感じですね。

おはぎ:語弊があるかもしれないですけど、受け入れやすいですよね。そう考えるとバンド3組、ちょっとカラーもだいぶ全然違う感じがしますね。

はにゅう:でも、上手いことハマるのかなって思いますね。

おはぎ:そうですよね。カラーもちょっと近かったり遠かったりもするけど、でも、逆にMORFEMとどういう感じになるか、ちょっと見てみたい感じですね。


おはぎ:そこに入る名取公園っていうのかなり意外ですね。

はにゅうでも、MORFEMを聞いた時に、真っ先に名取くんだなと思ったんですよ。

おはぎ:あ、そうなんですか。

はにゅう:そう、名取くん絶対こういう音楽好きだろうと思って。前回の6年前の僕の企画にも名取公園で出てもらってるんです。それもあるし、あと単純に自分が名取くんの音楽が好きなんですよね。

おはぎ:確かに、ちょっと変わった弾き語りというか。後ろに映像を流してますよね。

はにゅう:大体アニメとか映画を流してますね。

おはぎ:確かに、ただの弾き語りだったらちょっと異質かもしれないけど、名取さんは確かに馴染む感じはするかもしれないですね。

はにゅう:そうね。音楽の作り方とかも。他の弾き語りの方違うと思うんですよね。色物っていうわけじゃなくて、普通にメロディーも良かったりするし、だからいいなと思いますね。あと彼とはよく飲むしね。

おはぎ:よくKAZOOHALLにもいらしてますし、よく飲んでらっしゃってますよね。

はにゅう:外の居酒屋とかでもよく一緒に行ったりしますよ。

おはぎ:タイムスケジュール見たのですが、真ん中なんですね?

はにゅう:だいたい、そういうメンツで弾き語りってなると、最初になりがちじゃないですか。なんかつまんないなと思って、名取くんが間の方がいいかなと思って。ただ、GOATの後で聞こえるかっていう問題があるんですけど、本当にそこだけは心配ですね(笑)名取くんの弾き語りだったら、いいフックになるかなって思いますね。

おはぎ:そうですね。逆に入りやすいのかなっていう感じもしますね。4組を確かに見ると、そんなにバラバラっていうほどのバラバラ感でもないんですね。

はにゅう:そうですね。自分が声をかけられる範疇で、主賓のMORFEMにいい感じに合うように組みました。

おはぎ:いいですね。ちょっと楽しみになってきましたね。


仕事終わりにふらっときてほしい

おはぎ:今回火曜日という平日に行われるわけなんですが、いかがでしょうか?

はにゅう:金曜日ではなく火曜にイベントを組むのは初めてなんですが‥‥来てほしいですね。今回がきっかけになって、平日イベントとかももっと増えればいいなと思いますね。

おはぎ:確かに、最近で言いますと、11月19日の企画「KAZOO HALL23rdAnniversary!! SMALL LAKE!! 〜 FINLANDSと Bray meで回っちゃうぞツアー 〜」がかなり盛り上がってましたね。

はにゅう:ああなればなとは思うんですよね。

おはぎ:そうですね。平日企画も増えてくれればいいんですが、次の日も仕事があるからあまり集まらないのではというのが1つ懸念ではありますけど…

はにゅう:僕は平日のライブでもお酒飲むタイプなんですが、火曜日に飲むのと日曜日に飲むと一緒じゃんって思っちゃうんですよ。

おはぎ:確かに!

はにゅう:その日の日中は大変かもしれない。でも、次の日仕事っていうのは同じだとは思うんです。でも、なかなかみんな足を運びにくいと思う。

おはぎ:どうなんですかね。仕事終わりにふらっと来るっていう考えで来てくださればいいんですけど。それか、もう逆に有給休暇を取ってしまうか(笑)

はにゅう:今回のイベントは欲張って5バンドなんですけど、3バンドの20時スタートとかの短めのイベントがあっても面白いかなと思うんですよ。それであれば、みんなも来やすいのではないかなと。

おはぎ:確かに平日にもう少しイベントをやってもいいのかなとはは思いますね。

はにゅう:どうにか続けていくしかないと思うんですけどね。今回はたまたまではあるんですが(笑) ライブに遊びに行くっていう、行動パターン1個に入るようになればいいですよね。

おはぎ:そうですね!仕事終わりにふらっと「今日やってるんだ。見てみよう!」みたいな感じで見に来てくだってほしいですね。

はにゅう:ふらっと来てほしいのもあって、今回は当日も前売りも同じ値段にしています。

おはぎ:どちらもドリンク代含めて2500円という、いつもより値段がちょっと抑えめな感じで企画していただいてるからふらっと見に来て、「面白いバンドあるじゃん」ってファンになってくれるといいですよね。

はにゅう:お酒飲める人だったら、本当にライブバー感覚ですよね。「あ、やってんな」って。お酒を飲むために、来てくれたらいいなと思います。12月なんで、若干早い忘年会感覚で来ていただいて、音楽も聴いてもらうのもいいんじゃないでしょうか?

おはぎ:今回は特に新しい音楽に出会えそうですね。私、MORFEMを生で見るのを楽しみですね。

はにゅう:やっぱり日本とは違いますよね。バンドでもインドネシアっぽいっていうか、東南アジアっぽい雰囲気があるメロディーだったりしますね。やっぱりお国柄みたいなのもあったりする。

おはぎ:そうなんですね。

はにゅう:例えばアメリカのバンドはアメリカって感じがしますし、ヨーロッパのバンドはちょっと哀愁漂ったり暗かったりとかもあったりします。インドっぽいとか中国っぽいとかはなんとなくわかるじゃないか。そんな感じで、インドネシアっぽい感じしますね。

おはぎ:ゴリゴリを想像してる人はと思ったのとは違うってなるかもしれないけど、でも、好きな人は好きですよね。

はにゅう:さっき言ったように、ちょっとお酒飲みながらにちょうどいい感じだと思います。

おはぎ:わいわい楽しみながら、お酒を飲みながら、そんな感じのライブが見れるといいですね。最後になりますが、この記事読んでくださる方にメッセージをお願いします。

はにゅう:そうですね。平日ですけど、本当に面白いバンドそろえたので、ふらっと見てきてほしいです。あと強いて言えば、12月2日誕生日なんです。

おはぎ:そうなんですね。おめでとうございます!

はにゅう:本当プレゼントはいらないんで、見に来てくれたらうれしいですね。お待ちしてます!


平日でもいい音楽に出会えるかもしれない
greedy complacency vol.3 -MORFEM Japan Tour 2024 in Kofu-
仕事終わりにふらっと遊びに来てもいいんじゃないでしょうか?

hanyu presents
greedy complacency vol.3 -MORFEM Japan Tour 2024 in Kofu-

OPEN 18:30 / START 19:00
adv ¥1900(D別) / day ¥1900(D別)

[出演]
MORFEM(Jakarta, Indonesia)
BOKUTATI
GOAT
LOOSER
名取公園

〈文責:おはぎ〉


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