人生の優先順位を他者に操られるな-311号-
(2024年9月6日の10分解説動画を記事化しました)
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▼AI時代に大事な、重要ではなくて緊急なもの
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「自分の優先順位を他人に譲るな」という話をしていきたいと思います。
こちらのビデオを、色々Facebookだったりnote経由で見てらっしゃる方いると思うんですけども、我々世代になると、Facebookがビジネスの中心だったりとか、友人関係の中心だったりとか、若い人たちだとInstagramだったりTikTokだったりすると思うんですけど。
Facebookにしてもイーロン・マスクの X にしても、彼らもビジネスでやっている関係で、自分のフィードに流れる情報が、自分の友達のことを知ろうと思っても、何か動画が流れたりとか、面白ニュース系が流れて来たりとか、彼らのビジネスとして都合の良い方向にアルゴリズムが変わったことを「もうダメになった」とか、色々言うんですけど、それは僕たちの視点であって。
僕らは無料で使わせてもらっている以上、プラットフォームの方々が、ビジネスとして彼らの都合の良い方に変えていくっていうのは、しょうがないわけですよね。
なので、「自分の優先順位を他人に譲るな」っていうのは、今まではどちらかというと、上司、メンバーとの関係、取引先との関係みたいな中で、いわゆる「7つの習慣」って呼ばれる様な、僕たちって仕事をしていると、「重要」っていう話と「緊急」っていう話を、縦軸と横軸に分けた時に、どうしても仕事として「緊急」っていう部分に自分の行動の時間っていうのが囚われていって、一方で「重要」っていう軸に関しては、緊急じゃないんだけど重要なことと、緊急なんだけども重要じゃないところで、どっちを取るかっていうのは、人生の肝だったりするわけですよね。
それを「重要ではなくて、緊急なもの」とかを今まではメンバーの人にうまく任せましょうとか、ミーティングの中で無駄なものをどんどん削いでいって、簡単に出来る様に自動化しましょう、みたいなことが、今までは大事だったわけなんですけど。
これがどんどんAIに任せられる様になっていって、改めて僕たちは、「重要なんだけど緊急ではないところ」にどれだけ時間を使うかだし、重要であるけれども緊急ではないっていうことは、逆にいうと、5年先、10年先の自分をどう作っていくかっていうことだから、そこをゴールから逆算で考えて、重要なんだけど緊急ではないことを達成するために、5年がかりで分解してステップでやっていくっていうこともあるし。
特に、時代が変化する様になってくると、そもそも重要で緊急でない内容っていうのは、変化に振り回されやすいので、それに近付いていくためにどうやって仲間を増やしていって、可能性を広げていって、変化の方向性が見えたときに動く、みたいなのが大事だったりするわけですよね。
一方で、FacebookだったりTikTokだったりっていう、僕たちの人間関係だったり、情報入力だったりっていうことが、アルゴリズムに振り回される様になってきてるから、だとしたら、Facebookが悪い、TikTokが悪いって言ったって、彼らはAIによって売上を最大化していくっていうのは、もう変わらない方向性なので。
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▼リストを作って、見る情報をコントロールする
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