したたかな儲けの方程式、「意味の資本」の掛け算について解説-247号-
(2024年1月12日サロン向け動画を記事化しております。)
ビジネスは資本で考えろということで、尾原でございます。
今、尾原ね、ラスベガスに来ていて、ラスベガスはね、今スフィアっていう、東京ドームよりでかいサイズの球体が、全部ディスプレイに外側も内側も囲まれてる、こういうとんでもない装置が出てきて。
毎年新年ね、CESっていう、もうテクノロジーで世界最大の展示会で、この日に合わせて各メーカーさんが、新しいビジネス、新しいサービスを発表しますよ、というところに来てるわけなんですけれども。
最初に言ったようにですね、ビジネスは資本の掛け算で考えるっていうのは、どういうことかって言うとですね、結局こんなディスプレイを、このサイズで作ったら、いくらかかるんだ、という話なんですけど。
すいません、事前に調べとけばいいんですけど、Googleで検索していただければなんですけども。(3500億円)
とんでもない金額じゃないですか。
でも、さっき言ったように、資本っていうことで考えると、例えば、大阪万博で木造のね、円形のものが使われるわけですけれども、あれ、半年にしか使えないわけですよね。
しかも、確かに木の建造物としては素晴らしいんだけれども、1回作ったけど変更なかなか難しいじゃないですか。
でも、このラスベガスにある球体ディスプレイって、Googleの広告が出てきたり、クリスマスになれば、クリスマスツリーになり、雪化粧になり、年始においては、カウントダウンして、花火が巻き起こる。
何よりも、内側はもっとすごい体験ができるんですけれども、それはソフトを入れ替えれば、アップデートできちゃうわけですね。
つまり、資本っていうのは、1度作ったらそれ自体が、もう仕組みとして別のお金を生み出してくれるっていうことなんですよね。
じゃあこのスフィアという設備って、1回作ったら一部壊れていくんで、メンテしかなきゃいけないというのあるものの、10年ぐらい持ちますし、かつ、中のコンテンツっていうものも、外側の広告っていうものも、ソフトウェアですから、コンテンツをパチンてやれば、切り替えることができるし、今こうやって、Androidが出てるように、広告費として収入を得ることができるわけですよね。
で、こんな風に、どうしても、僕たちって自分で働くということを、清く感じる文化なので、なかなか、こういう発想って難しいんですけど、できるだけ商売っていうのはですね、仕組みで儲けた方がいいわけですね。
そういう意味で、世界で最大の液晶ディスプレイにおける、エンターテインメントを最初にやってしまう。そこにおいて、人が集まってくるし、何よりも、ラスベガスですから、元々こういう、ナイトエンターテインメントをてきたり、CESっていういろんなテクノロジー関連のカンファレンスにおよって、世界の人が集まってくるところなので、これだけでかい設備をやっても、初めて見に来る人たちが最も多い。
しかも、ナイトショーと、テクノロジー大好きな人が、初めて訪れる人が多い場所でやるっていうところで。
元々、ラスベガスが持っているエンターテイメントを楽しみたいっていう資本と、カンファレンスをたくさんやるっていうことで、テクノロジー好きな人たちが、新しいも好きな人たちが来るっていう、資本。これを掛け算してるわけですよね。
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▼意味をかけ算させる
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