努力革命が人気のハックをあれこれ話すよー箕輪さんの「出版社オワコン」問題をうけて-322号-
(2024年6月29日の10分解説動画を記事化しました)
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尾原のAmazonハック
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どうも。努力革命、おかげさまで発売1ヶ月経ってなんとChatGPT関連本で、Amazonで一番売れた本となりました。今日は努力革命の本の売り方とかの裏技的な話も含めて話します。
箕輪さんがもう本を出すことが単純に読み手だけじゃなくて著者にとっても美味しいものじゃなくなっているというような話をされていたので、今あえて本の意味、ないしは、本があるべき役割をどうやって他に変革させていくのか。要は、本的な役割を他でやるとしたらどういうやり方が次の一等地になるのか、みたいな話をつらつら話していきたいと思います。
最初に皆様の選んでいただいたおかげで努力革命がAmazonにおけるChatGPT本の一番売れた本という形になりました。まずこれもハック的な話なんですが、Amazonのパソコン版で本の名前とか著者の名前を検索すると検索一覧が出ます。一覧に「過去1ヶ月で2500人以上が購入また読みました」という表示が出るようになったんですよ。
これ実は家電とか他のジャンルでものを買った時って、実際にどのくらいの人数がこの商品買ったのというの?ってすごく参考になるじゃないですか。買って安心かどうか。
特にこの買った人数とこのレビューの数ですよね。これがレビューの数だけ不自然に多いと、それって買わずにレビューだけ積み上げているから「=桜じゃないの?」みたいなところとかがある。
たぶん変なレビューを上げてものを売りましょうみたいなことの対策の一環でこういう表記が入ったと思うんですけど、これがなぜか先週から本に入ったんですよ。これもAmazonハックの裏返しなんですよ。
Amazonさんってこれ本のカテゴリーあるじゃないですか。一番左のカテゴリーって小さく分けていけます。例えば、「本→ビジネス経済→キャリア」というふうに結構カテゴリーが小さいところまでこうやってどんどん深掘っていけるんですね。
そうすると本の知識資本というところで1位になりましたみたいな形で、どんな本でも毎日15冊とか20冊くらいAmazonで売れると何しかの小さいカテゴリーに上手く登録されていれば1位になるわけですよ。
それを持ってAmazonでベストセラーになりましたみたいなことをポストしている人って結構増えているんですよ。これが表示されたことによって、ベストセラーなのに50人しか読んでいないのとかというのがバレるようになっちゃったんですよね。
だからAmazonさんって、ある意味、残酷人であるくらい情報をユーザーが比較するためにはどんどん出していくよということをやられています。そういう観点で考えた時にいろいろ大変だなという時代になるわけです。
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Kindle Unlimitedがミソ
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