リモートワーク時代の成果が出るチームとは?クリエイティブな組織になる7つのステップ-007号


あっという間10月も終わり。学びの秋ですね。

いよいよ日本のコロナワクチンの普及率が、アメリカを超えました。アメリカ並みの自由を取り戻せる日も近いということですね。もちろんいろんな議論はありますが、政府からも「11月には自由を取り戻す」という発言が出てきています。

僕はこのタイミングで、僕たちがこの1年間リモートで頑張ってきたことを振り返って、「つながり直すとは何か?」を考えたいと思っています。

来月のオンラインサロンのゲストは、株式会社ソニックガーデンの倉貫義人さんなのですが、倉貫さんは2年前に、『ザッソウ』というすばらしい本を書かれました。

実は今まで、倉貫さんとは直接お話しすることがなかったんですが、ようやくつながることができました。今回、満を持してのオンラインサロンハック登壇です。

倉貫さんは、実はコロナ前からずっと働き方のシフトについて発信されていました。
そんな彼が創業したソニックガーデンは、5年前からオフィスをなくし、みんながフルリモートで仕事をしています。

ソニックガーデンはリモートワークをサポートするソフトを出している会社なので、彼はリモートワークの達人だし、もっと言えばリモートチームワークの達人なんですよね。

対談では、倉貫さんが今何を考えておられるかなど、いろいろ話していければと思っています。

僕は彼が書いた『ザッソウ』が大好きなので、今日の解説では、この本について話したいと思います。

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リモート時代、「ホウレンソウ」に代わるビジネスの基本とは?
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みなさん、報・連・相(ほう・れん・そう)って言葉を知っていますか? いわゆる社会人の基本、「報告」「連絡」「相談」です。

日常で起きていることや問題などを、相手に伝えるのが「報告」です。そして、何か動かないとマズいことがあったら「連絡」をして、具体的にアクションする時に方法がわからなかったら「相談」する。この、報・連・相が社会人の基本として大事です。

でもこのやり方は、リモート時代だと成果が上がりません。倉貫さんがずっと言っているのは、リモートでも結果を出すチームの習慣とは何か? です。

僕たちは今、リモートワークで目の前に上司がいません。副業をやろうと思えば暗黙の中でできてしまう時代です。それでもみんな、やっぱり会社の仲間と一緒に仕事がしたい。会社のミッションや会社が求めるもの、会社が社会に貢献したいことを一緒に取り組んでいきたいんですよね。

先日対談でお話ししたNORAの広江さんの場合は、ヘアサロンなので、一人ひとりがビジネスをする「クリエイターエコノミー型」です。だから『少年ジャンプ』の連載陣のように、師匠ですら作風を変えていける。それぞれが発信する、個性としてのチームです。

一方で大きな会社の場合は、みんなで目的に向かって一緒に取り組んでいく。その時に、今までは上司が目の前にいるから「報・連・相」がしやすかった。でもリモートだと、上司が目の前にいないので、なかなか相談ができません。

この時に大事なのが、「報・連・相」ではなく

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