混乱に混乱を呼ぶ暴落、予測できない混乱の時にすべき2つのこと-298号-
(2024年8月6日の10分解説動画を記事化したものです)
──────────
▼混乱が広がった時にすべき2つのこと
──────────
株価が大暴落ということで、「混乱が広がった時に気を付けたいこと2つ」を今日は解説していきたいと思います。
1つは、「予測ができない時は、自分がコントロールできる幅に着目する」ということですね。正直、起きてしまった事実としては、1日の下落幅で言えばブラックマンデー以来だし、2日間で大規模な調整が行われている。
しかも日経平均が大幅下落しただけではなくて、1ドル=162円くらいまで行っていたのが、一気に円高で141円台になったということで、事実だけ見ると大混乱だし、2日間でものすごい下落が起こったから、これからとんでもない事が起こるんじゃないか、っていう風に皆思うわけなんですよ。
ただ、大事なことは何かっていうと、「混乱が混乱を呼ぶ」っていうことです。そして僕らは投資の専門家でない限り、混乱を見極めるために時間を使えるわけでもないし、ましてやこの混乱の中で、もちろん割安な株は出てくるかもしれないけど、そこをプロ以上に見極めて、買って売って、っていうのができる訳でもないんですね。
だとしたら、予測ができるという前提の中で、予測ができることを増やしていくというよりかは、こういう時に大事なことは予測ではなくて、「コントロールできることが増えているのか減っているのか」っていうことを見た方が良いんですね。
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?