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ハリウッドの対AIストライキの裏側にあるチャンスの構造-205号-

(2023年7月19日サロン向け動画を記事化しております。)

今日は、「ハリウッドのAIストライキに対する未来のつくり方」っていう話をしたいと思います。

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▼ ハリウッドの対AIストライキで起こっていること
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ここ数日、ハリウッドで、AIがいよいよ脅威になってきたからって言って、ストライキをやっていまして。 まず、これに対する分析ってのも大事なんですけれども、このハリウッドのAIストライキがあるからこそ、逆に次のAIをプラスした新しい構造の方に向かっていくってことも考えることが大事だと思っているんですね。

ᅠまず、このハリウッドのAIに対するストライキは何が起こってるかっていうと、二つなんですね。

ᅠ一つは、俳優の中でエキストラって呼ばれる人たちがいて。
こういう人たちが、ハリウッドの中では、俳優として、ここで下積みをして、だんだん上手くなったりとか、その中で選ばれて、 メインの俳優になっていくっていう流れがある中で、こういうエキストラの方々って、言っちゃ悪いですけれども、もうAIで3Dモデルを画面上で動かした方が、完璧なコントロールができるし、こういったものって1万人でも100万人でもコピーできますから、楽なわけですよね。

そうすると、いよいよAIでエキストラの仕事がなくなっちゃうんじゃないか、そうすると、「俺たちはどうやって生活するんだ!」っていうのと、「こういう下積みの人がいなくなったら、将来の名優と呼ばれる人がいなくなるじゃないか!」っていうお話が一つ。

あともう一つが、脚本の方ですね。これは特に顕著で、ChatGPTとか使うと、もう見事な脚本みたいなものを作ってくれるので、プロデューサーやコンセプターと呼ばれる方々が、コンセプトを決めていったら、その後、作り込んでいくっていうことも、実は脚本もハリウッドって、チームで作ってるんですけど、こういう下のチームで作っていた人たちの仕事がなくなるし。

特に映画なんていうのは、 俳優の方のスケジュールとか、ロケ地とか、いろんな不測の事態のアレンジがある中で、結構、台本をスケジュールとすり合わせながら作っていくみたいなところがあるわけですよ。

こういうところが、むしろAIの方が得意じゃないか、みたいな話になってくると、また下積みの脚本家の仕事がバサッと切られる可能性があるし、この道に行っても、8割9割の仕事なくなる可能性があるわけですよね。 そうすると次の脚本家は育たないじゃないかっていう。

この二つで、いま揉めに揉めてるわけなんですけど、確かにハリウッドという中央集権を見るとおっしゃる通りなんですけれども、逆に言うと、生成AIをやることによって、一人のアマチュアの映画監督が、1万人のキャストが出てくる映画を、撮ることができるかもしれないっていうことで、逆に小さい者にチャンスを提供する可能性もあるわけですよね。

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▼ AI時代と相性の良い「アンバンドル」と「投げ銭モデル」
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こういう時に考える大事なことが、 「アンバンドル」っていう話と、小さく稼ぐっていう、「投げ銭モデル」と、すごい相性が良いんですよね。

例えば、、、

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