ChatGPTへのGoogle対抗は?Google最大イベントを15分でユーザー目線で解説-175号-
(2023年5月11日のサロン向け解説動画を議事化しております)
GoogleのチャットGPT配合など、Google最大開発イベントでの発表を10分で解説します。
毎年このぐらいの時期にGoogleがGoogle I/Oっていう、開発者向けの最大のイベントでいろんな発表するんですね。
今年やっぱりAIを活用したネタが多くて、これをユーザー視点で、どんな楽しいことが変わっていくのか、ChatGPTだけじゃないAIの開発の世界みたいなことがわかればと思って、ちょっと今日は簡単に説明したいと思います。
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▼端末の進化
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まずあるのはですね、やっぱりGoogleがAndroidの端末系から始まるんですね。毎年1年の後半に新しい機種を出して、この時期はだいたい安いバージョン出すんです。ピクセルの7の安いバージョンが出て、これが500ドルぐらいで、日本円にすると今130円ぐらいになっちゃいましたから、まあ7万円ぐらいですね。
こういうの、毎回お得なのでおすすめっていう話と、あともう一つは今回はタブレットが出ました。タブレットなので、音声入力がやりやすいよって話だったり、こうやってdocがでて、ペタッとやれば、スピーカーがついていい音で固定的なもので出せるし、スマホからこの動画流したいとか音楽流したいみたいなことが非常に連動しやすいよという風に。
やっぱね、iPhoneとiPadとMac合わせてると、いろんなシームレスな連携ができるように、同じメーカーのものを使っていくとどんどん連携がきれいになる。
それはやっぱりAIだとか音声だとかっていうものが発達していくと、もう自分がやりたいことをスマホのように言えば、枕元に置いてあるタブレットが自動的に動いてくれたりとか、
ゆくゆくは車の中に入ってるAndroidが動いてくれたりという風に、AIっていうものは、もちろん文章を作るみたいなことも大事なんですけど、自分のやりたいことの意図を汲んで、すぐに反映してくれるっていう事が行われやすくなるので、同じメーカーで環境を揃えていくみたいなことのメリットは出していくという話があるんですよね。
こちらもタブレットも、通常のタブレットよりはお安く、500ドルから始まるということで、日本円にしますと7万円ぐらいになります。
次がこのピクセルフォールドですね、このフォールドってのは折りたたみっていう意味で、この折りたたみになることによって、携帯として普段持ち歩きながらもパカッと開ければ、漫画が読めたり、雑誌が読めたり、大きい画面で写真が撮れたりみたいなところがあるんですけど、Googleらしい発展だなと思ったのは、このデュアルスクリーンインタープリターモードですね。
つまりGoogleのリアルタイムの自動翻訳っていうのを、このディスプレイが折りたたんだ、こっちの面にもディスプレイあるし、折りたたまれた内側のこっちに自分側もディスプレイがあるので、向こう側の面には相手の言語が出て、例えば相手側はスペイン語が出て、自分側には英語が出る。
当然我々の場合は、こっちが日本語で、向こうが英語だったり、中国語だったり、韓国語だったりっていうようなのがあって、これね、いいのが音声読み上げ式の自動翻訳ってまあ相手に音で伝わるって言うところはいいんですけど、自分が喋ってることと相手に伝わる音っていうのでかぶっちゃうので、リアルタイム性っていうことで言うとやっぱり字幕の方がいいですし、あと字幕だと多少間違ってもまあなんとなく文の意味がが取れたりします。
だから、これは実は結構いい用途なんじゃないかなと思います。
だから日本人にとっても嬉しい、こういうふうに持ち歩くデバイスの中にAIが入っていくし、スクリーンの値段も安くなっていくと、相手が見たい情報と僕が伝えたい情報っていうものを同時に変換しながら出していくっていうところはこれもまた日常の中にAIが染み込んでいく非常に良い例なんじゃないかなというふうに思います。
もちろん折りたたみですから、右の画面と左の画面というのを見て、例えば左の画面で自分が撮ったビデオをこう見ながらこのシーンかっこいいなって思うと、ドラッグ&ドロップでメッセージの方に入れればすぐに送れるみたいなふうにどんどん使いやすくなりますっていうこともありますね。
はい、ちなみにこの折りたたみなんですけど、1800ドルからということで、おそらく日本円にすると22万円とか23万円になるので、まあじゃあ、もちろん僕とかけんすうとか買いますけれども、まあどうなんでしょうねというわけで。
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▼AIの進化
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次が今いよいよAI本番なんですけど、これに関して言えば、ChatGPTとあとChatGPTがマイクロソフトのOffice製品、Wordだったり、エクセルだったり、パワーポイントだったりに組み込まれていくっていうところに、正直、頑張って追いついていってるなっていうのが印象で新しいところはないです。
ただ、大事なことって、結局GoogleとオープンAI、Microsoftっていう競争があると、やっぱり一番得をするのはユーザーなんですよね。
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