ラスベガスに日本インバウンド観光の先をみる-312号-
(2024年9月25日の10分解説動画を記事化しました)
はいどうもこんばんは。今尾原はラスベガスにHRテックという世界で一番大きい人材系のテクノロジーカンファレンスに来ております。「AIが人の仕事を奪うのか」みたいな中でHRテックがどういう変わっていくのかというのは、この人工知能の進化を見る上でものすごく大事だと思っています。
こういう世界的なカンファレンスってラスベガスが多いんですよね。毎年いろいろ話している1月CSという電気メーカーが発表する場所とかもラスベガスでした。ある意味、世界中の人たちが集まる理由を作るというところでラスベガスはすごく相性がいいんですよね。
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ラスベガスのちょっと残念ところ
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僕は、朝の抜ける空と狂ったようにいろんな建物が立っていく砂漠のど真ん中で娯楽の水を集めたラスベガスという街がとても好きなんですが、一方で毎年ラスベガス来て「ちょっともったいないなぁ、悲しいなぁ」と思うことがあるんですよね。
それがモラルハザードです。例えば、ホテル。ホテルの部屋に入るとコップもない、湯沸かし機もない、というような状態になっています。今回に至っては歯磨きをするためのコップすらなくなっているんですよね。
これって結局、ラスベガスもう本当にいろんな国の方々が集まるということで、要は持って帰っちゃうんですよね(笑)。だからもう最低限、必要な服を置くためのハンガー、タオルだけでそれ以外のものはほとんどなくなるというふうな感じでした。
ラスベガスは、みんながパーッという気持ちで集まってくるのですが、逆にいろんなものを持って帰ってしまう。つい最近で言えば、湯沸かし機とかも中で、インスタントラーメンを作っちゃったりとかして、それによってポットが匂いで使いにくくなっちゃったりとかするということもありました。せっかく遊びに来ている人たちも多い中で、もう部屋がものすごい使いにくいみたいなことが起きちゃっているのはすごいもったいないと思うんですよね。
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一回しか来ないと思う人が多くなるとサービスレベルが落ちる
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