ギターソロが始まるとスキップする問題について

twitterのトレンドでこのトピックを見つけたので、少し考えていこうと思います。

元々はNYタイムズに「今年のグラミー賞には、ロック・カテゴリーのノミネート曲にギターソロが1曲もない」という記事が載っていてそこから派生してきたようです。また、イントロが長い曲も若者が飛ばす傾向にあるようです。たまたまなのか、時代の流れなのかはわかりませんが、私も1人のギタリストとしては少し寂しいような気もします。

巷では、「YoutubeやTik Tokの影響なのではないか」、「音楽の作り方の問題」などなど色々と意見が飛び交っています。たぶんどれも一つの要因であることが間違い無いでしょう。ただ、私的には「この要因が大きいんじゃ無いかなぁ」と思うことがありますので、いくつか挙げていきます。皆さんにも「そう、その通りだ。」と思っていただけることがあったら幸いです。

①ボーカリストが上手すぎる

特にポップスの分野で感じます。上手すぎる。時代ごとに上手いの基準が異なりますが、どの年代にも必ずとんでもないボーカリストが必ず存在します。どのパートよりボーカルは目立ちますから、ボーカリストがとんでもなく上手ければ、そりゃ楽器やったことない人は早く歌聴きたいですよねw

個人的にですが、アリアナ・グランデとか超やばいですよ。「Oh Santa!」っていう、マライアキャリーの曲をアリアナグランデとジェニファーハドソンが3人でコラボしているのがあるのですが、エグいですよ。聞いてみてください!

②次世代スーパーギターヒーローの不在

技術的には年々ギタリストとんでもなく上がっていますが、いわゆるオーラや華を持ったギタリストが出てきにくいのではないかと思っています。他のジャンル、特にPOPS勢のボーカリストが凄すぎて目立たないのではないかと。

③POPS勢が他ジャンルに進出して荒らしていく?笑

これはいいことでもあるのですが、レディ・ガガがメタリカとコラボしてとんでもない歌唱力を披露したり、エド・シーランがフリースタイルラップバトルでいとも簡単にみんなを叩きのめしたり。立場ないですよ苦笑。ギタリストはやはりロックバンドに多いわけですから、POPS勢の侵略は恐怖ですよね笑

でもこれが、逆になると叩かれたりするんだから不思議です。ロックボーカリストがポップに歌ったり、ラッパーが歌おうもんならまぁ批判されますよね。

という感じで約一年ぶりにnoteをこんな感じで更新してみました。結論、自分も含めギタリスト頑張ろうっていう気持ちが半分、トレンドに上がったことで再度ギターソロの良さを知るきっかけが増えていいなと思ってる今日この頃です。

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