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イギリスの思い出その5
昨夜はエリザベスの友人のフラットのソファで眠りました。朝、エリザベスがフラットに現れました。「おはよう。昨日はよく眠れた?」よく眠れた、って英語でどう言うんだっけ。全然、眠れなかったは I HAVEN'T SLEPT A WINK(私はウィンク程も眠れなかった)だからこれを肯定文にすれば、よく眠れたという意味になるのかな?「YES! I SLEPT A WINK!」(私はウィンク程眠りました。)これを聞いた彼女は腹をよじらせて大笑いし始めました。(あれ?オレ何か変な事言ったかな?その時は自分で何を言ったかわかりませんでした。)「あなたって面白い事言うのね!」彼女が冷蔵庫から牛乳を出してシリアルを用意してくれようとしてくる、が牛乳が古くてダメになっていて、全部廃棄。「大丈夫、どこかカフェで食べますから。」「そう。今日は何をする予定?」「ええ、ストロベリーフィールドやペニーレインに行ってみようと思います。」「私は今日は仕事があるから、夕方また落ち合いましょうか。これが私のオフィスの電話番号。」彼女はオフィスへ。僕は駅の近くのカフェで朝食。イギリスの典型的なブレックファーストといえばトースト、卵、ソーセージ(またはベーコン)、フライドトマト、豆、そしてミルクティー。これにハマってしまって東京に帰ってからもしばらく続けていましたが、やはり本場のイギリスで食べるのが一番おいしい。飲み物もコーヒーにして欲しいと言わなければ、勝手にミルクティーが出てきます。
今日はリバプールも小雨が降っています。ストロベリーフィールドもペニーレインも郊外にあるので、電車に乗ってひと駅の所で降り立ちました。が、どの方向へ歩いて行けばいいのか見当がつかない。グーグルもない。地図もすごく簡単なものしかない。そこへタクシーが一台。すぐさま止めて乗り込む。「どこへ行きたいんだい?」「えーと、ストロベリーフィールド。」「ストロベリーフィールド?ビートルズのか?」「はい。」「うーんとどこだったっけなあ。でもジョンレノンの家ならわかるよ。そこまで連れて行ってやろう。ストロベリーフィールドもそこから遠くないはずだ。」「お願いします!」ジョンレノンの家の前で降りる。おお、ここがジョンがミミおばさんと暮らしていた所かあ。
しばらく辺りを歩いていると、天気も晴れてきて遂にストロベリーフィールドを発見。ここを訪れた世界中のファンの落書きがある。写真を撮りまくる。しかし、ここで大変な事態が起こります!(続く)