ひとと自分と
簡単に2月のホワンジと、映画初日の感想を。
この作品は、他人と自分、自分自身と自分のつながりを描く。
彼なりの感情や解釈が含まれていて、凄く繊細だが共感性の高い部分が散りばめられている。
"自分の考え"というものは、他人との関係なしにはなかなか生まれてこない。
よって、人との関係を見つめ直すことで、自分自身がどうなのか分かってくることがある。
ただ、人との関係から生まれる自分は時に変化し、本当の奥底にあるものが見えづらくなることも。
それを見つけられるのは自分ではあるが、他人に見つけてもらいたいなと思うこともある。
人は繋がり、お互いを共有しようとするも、正しく伝わる部分もあれば、違って見えるところもある。
どこまでが見えてるのだろう。
どこまでが見つかっているのだろう。
そんな悩みが積重なる。
その悩みこそが、人と関わる動機にもなる。
つながること、すれ違うこと。
そこで起きる全てが人と自分、自分自身との関係を創り出す何かになればいいなと。
以上、変な感じだがホワンジで得られた感情。
自分は、世間がどう変わろうと、彼が創り出すものから彼を深く探究するのみ、かな。