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得意をのばす

突然ですが、「あなたの魅力はなんですか?」
この質問に答えるのは気恥ずかしいかもしれないが、この質問に答えられる人とそうでない人の間には、とんでもない壁がある。
なぜなら、将来、大きな成果を上げる子どもは、頭のいい子どもではなく、大きな自信を持っている子どもだからだ。

気分が沈んでしまうのは、自信が全くないからではなく、自信のレベルがたった5%下がるだけで、気分が沈んでしまうのだ。
少しでも自信を失うと、夢や目標を追い求めることがでいなくなってしまう。そのため、自信のレベルを常に100%に維持するか、少なくとも自信を活用する方法を身に付ける必要がある。
そこで、今回は自信を身に付ける方法についてお話ししていきたいと思う。

自信は生まれつき備わっているものではなく、後天的に学んで身に付けるものだ。つまり、スキルである。あなたの現在の自信のレベルがどの程度であれ、それをさらに高める方法が、ダン・サリバン氏が提唱しているものだ。今回それを紹介したいと思う。

1.コミットメント
どんな変化を起こすときもコミットメントが必要になる。成果を上げるためには、その目標にコミットしなければならない。
中途半端な姿勢では、自信もゆらいでしまう。大切なのは、コミットメントがすべての出発点だということだ。

2.勇気
勇気とは、向こう側に何があるのか分からなくても、一歩を踏み出すことである。勇気があれば、ベンチに座って他人のプレーをうらやましそうに眺めるのではなく、自分から立ち上がってゲームに参加することができる。
誰もが勇気を内に秘めている。目標に意識を集中し、勇気を出して果敢に挑戦することが大切だ。

3.能力
成功習慣を身に付け、何かを手にする力、それが「能力」だ。どこに行きたいのか、それにはどうすればいいのかを見極める。そのためには、特定の能力が必要だ。
目標にコミットし、勇気を出して突き進むことによって、目標達成に必要な能力が身に付けることができる。能力が身に付くまで目標にコミットするのを先延ばしにしてはいけない。だから、まずコミットメントが必要だ。
そして、勇気を出し行動すれば、能力が身に付く。

コミットメント・勇気・能力の3つが揃えば、「自信」がおのずと芽生えてくる。

今まで、中途半端だったとしても、真剣に取り組みようになると、人生は軌道に乗り始める。そして、恐怖心があったとしても、思い切ってできたなら、その原動力は勇気である。さらに、最初はわからなくても、必要な能力を身に付ければ、あとは割と簡単にできるようになる。このつながりの中から、「自信」がみなぎる。自分を疑う気持ちや心理的な抵抗が消え、自信い溢れたあなたが人生の主導権を握ることになる。

野球には、いろんな役割・ポジションがある。そのため、バッティングが上手い子、守備が上手い子、足が速い子、洞察力に優れた子、など必ずあなたが得意な場面が見つかるはずだ。そこで、冒頭の質問に、時間を取って真剣に考えてみて欲しい。そして、紙に書き留めるのだ。その数が多いほど、そして、理由が深いほど、あなたの助けとなる。自信を失いそうになった時、またさらなる自信を得たい時、その紙を見て欲しい。あなたの魅力を忘れてはいけない。そしていかなる時も自信を失ってはいけない。

※参考書籍:
Habits 億万長者に学ぶ自分の磨き方 ディーン・グラジオ―シ著


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