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成功の2つの敵

これはズバリ、「恐怖心」と「自分を疑う心」である。特に私たちヒトというのは、失敗=死に直結していた時代もあったので、(現代でそのようなことはなくなったものの)本能的に失敗が脳の記憶に残りやすいという特徴がある。

そのうえで、私たちが何に「恐怖心」や「自分を疑う心」を持っているかというのは、個人個人によって違う。たとえば、ジェットコースターに恐怖心がある人もいれば、快感を覚える人もいる。つまり、私たちは生きていく過程において、恐怖心や疑いというのを学んでいくのだ。子どもに恐怖心や疑いがないのは、まだそれらを学んでいないからだ。

後天的に身につけたものは、書き換えることができる。恐怖心や自分への疑いの心には、勇気と自信を持つことでそれらを解毒し、新しい学びに変えることができる。そして、勇気と自信を育てるには、「知識」と「技能」が必要だ。知識を得ることで、技能が高まり、さらに経験が加わると、それまで恐かったものが薄らぎ、自分への疑いもなくなっていくだろう。

逆に言えば、恐怖心があるということは、まだそのことに対して知識がないことであり、自分への疑いの心があるということは、まだそのことに対しての技能が備わっていないということである。つまり、正しい方法でまだ学んでいないということになる。

自動車王のヘンリー・フォードがこんなことを言ってる。

「何かをする際、できると信じるのも、できないと信じるのも、どちらもあたっている。」

できる、と信じる人生にしたいならば、訓練して間違った信念を学びなおす必要がある。その際に、有効的なのが、小さな目標や計画を立て、その達成のために日々励むことである。そうすることで、少しずつだが確実に、勇気や自信が育まれていく。筋肉が1日で急激につかないのと同じように、勇気や自信も育むまでに時間をかける必要がある。だからこそ、このベイビーステップを作り、それを達成し、達成した自分を認めていくことを習慣化していくことが大切となる。

さあ、今日から「達成のポイント」を貯めていこう。

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