夜間更新プロセス テスト項目書

夜間更新プロセス テスト項目書

1. cronジョブの確認

• crontabファイルに夜間更新ジョブが正しく設定されているか確認

• ジョブの実行時間が適切に設定されているか確認（例：毎日午前2時）

2. ログファイルの確認

• /var/log/cron（またはシステム固有のパス）でcronジョブの実行ログを確認

• ログに夜間更新ジョブの開始と終了が記録されているか確認

• エラーや警告メッセージがないか確認

3. putフォルダの確認

• 指定されたputフォルダ（例：/var/spool/httpssrv/put）にファイルが正しくアップロードされているか確認

• アップロードされたファイルのタイムスタンプが期待通りか確認

4. getフォルダの確認

• 指定されたgetフォルダ（例：/var/spool/httpssrv/get）からファイルが正しくダウンロード/処理されているか確認

• 処理済みファイルが適切に移動または削除されているか確認

5. バックアップの確認

• backup/putフォルダにputフォルダの内容が正しくバックアップされているか確認

• backup/getフォルダにgetフォルダの内容が正しくバックアップされているか確認

• バックアップファイルのタイムスタンプと内容が最新であるか確認

6. 更新プロセスの検証

• 更新対象のファイルやデータベースが最新の状態に更新されているか確認

• 更新プロセスのログファイルを確認し、すべての手順が正常に完了しているか確認

7. エラーハンドリングの確認

• 意図的にエラー状況を作成し、システムが適切に処理し、管理者に通知するか確認

• エラーログを確認し、問題の詳細が適切に記録されているか確認

8. パフォーマンスの確認

• 更新プロセスの実行時間が許容範囲内であるか確認

• システムリソース（CPU、メモリ、ディスクI/O）の使用状況を監視し、過度の負荷がかかっていないか確認

9. セキュリティの確認

• 更新プロセス中のファイルアクセス権限が適切に設定されているか確認

• 機密データが適切に保護されているか確認（暗号化、アクセス制限など）

10. ロールバックテスト

• 更新プロセスが失敗した場合のロールバック手順を確認

• ロールバック後、システムが正常な状態に戻ることを確認

注意：具体的なファイルパスやコマンドは、実際のシステム構成に合わせて適宜調整してください。