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なぜ「出張」ではなく「ワーケーション」と呼ぶのか? ~「のりしろ」「余白」を楽しむビジネス旅を広げたい~

前回のnoteでは、「「副業や複業」で、バケーション先に新しい仕事を作ることで、ご自身の普段の支出を「必要経費」にする「副業ワーケーション」にチャレンジしてみて欲しいというご提案」をさせて頂き、多くの共感を頂きました。

私自身も少し前から、沖縄での新規事業(これは私が経営している法人の立場からみたら「副業」の段階です)の準備や調査のために、月のうちの1週間程度を、那覇や北谷周辺で過ごしています。

実はこれは、ほぼ純粋な「出張」なわけですが、ではなぜ私がそれをあえて「ワーケーション」と呼ぶのか?
「結局は、自分の事業としてワーケーションを盛り上げたいから、ポジショントークをしているのでは?」という自己批判に対して、「いや違う!」と明確に回答できているので、ここで共有してみます。

例えば博多に「出張」として行くと、そのための交通費や宿泊費が「経費」ですから、InstagramなどのSNSに「とんこつラーメンを食べました!」くらいの投稿は許されると思いますが、さすがに「フェリーで壱岐に行ってみました!」とは言いにくい空気が日本には蔓延していて、「実はこっそり楽しんでます」という人も多いはず。

私は、その嫌な息苦しさを解消して、「仕事で地方に行ったら、余白の時間にレジャーも楽しむのは普通だよね」という空気にしてゆきたいと思っています。
だからこそ、まずはフリーランスや副業で出張をする方には、積極的に「ワーケーションしています!」という情報発信をして頂いて、本業の会社員にも「あれ、出張の中の個人の時間を使って、その地域を楽しむのって、アリなんだ」を感じて頂けるような、穏やかな空気感を広げて行けたらなと思って発言してるのです。

実際、私自身も会社員時代は、海外を中心に多くの「出張」をさせて頂きました。
私が所属していたのは、グローバルに知られた日本企業でしたが、それでもやはり、出張で行った先で、美術館に行ったり、有名なビーチを訪問してみていたことは、公式には言いにくく、あくまで自己責任で「こっそりと」楽しんでいました。
私の仕事は企画でしたので、その結果、よい商品やビジネスを生み出せれば良いよね?、と言えた部分もあります。

ただ、そのような仕事の方ばかりではないと思うので、やはり会社員や公務員が、本業の出張をワーケーション化することには、まだ抵抗感も強いと思います。

一方で、官公庁などは、仕事の出張に有給休暇を付けて楽しむ「ブレジャー」を推進しようと、特設ページを設けたり、制度整備やガイドライン作成を頑張っています。

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まずは、ブレジャーの形で「余白を追加する」ことが広がれば、本業での出張にも楽しみが広がってくるかも知れませんね。

いずれ、多くの人が堂々と「来週は北海道でワーケーションです!」と宣言できるような社会になってくれたらと夢見つつ、これからも情報発信を続けてゆきますので、もし気になる方は、ぜひ私のnoteをフォローしてみてくださいね!😊

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