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12月の生活のこしらえ「おだしの学び直し」
春から月一回、風笑堂が開催している「生活のこしらえ」。
「あらかじめ生活術を身につけて、いざという時に困らないよう生活の備えをしておくこと」が本講座の役割です。
毎月それぞれの専門領域で地域の事業者を講師としてお呼びして、参加者の方と一緒に生活の中の「困った!」を解消しています。
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12月は「おだしの学び直し」。
普段のお料理におだしを使えるようになりたい。
でも忙しさと面倒くささで、市販の顆粒だしを使ってしまう。。
憧れと実際の乖離にモヤモヤしている方、少なくないと思います。
そこで今回は、おだしの登場が増える年末年始に向けて、本講座を企画しました。
講師をお願いしたのは、だしソムリエの金山和歌子さん。
今年9月に惜しまれながらも閉店された、だし&カフェ 禅の女将さんです。
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おだしには、4つの基本だしがあるそうです。
かつお節、昆布、煮干し、乾しいたけ。
それぞれの味や掛け合わせを覚えておくと、普段のお料理への活かし方が分かってくるそうです。
講座では、この4つのおだしのとり方や料理への活かし方、だしがらの活用方法などを教えていただきました。
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ていねいにとったおだしそれぞれの味と、おだしの掛け合わせによる味の違いを体験します。
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かつおだしにほんの少し昆布だしを加えると、グッと旨みが増します。
料理レシピで見る、いわゆる「だし汁」は、かつおだしと昆布だしを合わせたものが一般的だそう。
煮干しだしは青森県では馴染み深く、かつお好き・煮干し好きに分かれるところ。今回の参加者さんは煮干し好きが多かったですね。
しいたけだしが強めだと、これまた私たちには馴染み深い、そばつゆの味がします。
あぁ、美味しい。
「自分のおだし」を作っておくと普段の自分の料理の味が決まってくると、女将さんは仰っていました。
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おだしの事を一通りお伺いした後は、自分たちで盛り付けながら、だし&カフェ 禅のだし茶漬けを再現し、召し上がっていただきました。
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今回の参加者さんほとんどが、だし&カフェ 禅のファンだったようで、懐かしい味を楽しんだり、お店の思い出を話されていたり。
女将さんもとても楽しそうでした😊
私自身、だし&カフェ 禅の大ファンであり禅ロスに陥っていたため、今回の講座は本当に楽しい美味しい時間となりました。
実は本講座、告知から一日足らず満席になったのです。
締切後の問い合わせも多かったため、1月にも同内容で開催することにしました。
自分のおだしで料理を作る。
この憧れをぜひ体現していただけたら幸いです。
(staff/ワラビ)