「魔界ノ風鷹」への販売反対運動についての注記

2016-07-14
アメブロの記事を転載しています。

「魔界ノ風鷹」の剥製アクセに関して、先日より販売停止を求める運動が起こっています。
剥製販売の是非について論じていただくのは問題ありませんが、一部、事実誤認に基づく表記が見られます。
事実に反して違法行為を行っているように判断されるのは困りますので、その点についてのみ訂正いたします。
 
まず第一に、署名サイトで名前が挙げられている剥製業者の商品は、ヴィレッジヴァンガードでの取扱商品には一切使用しておりません。
当該業者と取引はございますが、数量としてはそれほど多くないため、おもに直販イベント等での商品に使用しております。
 
第二に、当該業者は廃棄物処理法に則った運営の行政指導は受けましたが、事務手続上の不備を指摘されただけで、悪質な脱法行為等の事実はありません。
指摘を受けた点については既に是正され、通常の営業を続けております。
 
以上のことをお含みおきのうえ、ご判断をお願いいたします。
 
2020年3月13日追記
「行政指導」を受けたことについて、詳しい内容が書かれていませんでしたのでその点についての追記です。
剥製業者ではペットショップから、自然に亡くなったインコ等を無償で引き取り、剥製に加工していました。
この点について、「ペットショップで発生した死体は『産業廃棄物』にあたる。産業廃棄物を無償で処理するのは違法行為となる」との指摘がなされました。
この法律は、本来はゴミ処理等を想定したものです。企業が無償でゴミ処理をするのが不正行為にあたるというのは納得できます。
しかし、剥製業者にとっては死体はゴミなどではなく、価値のあるものです。ですので、この件について廃棄物処理法が適用されるということには疑問が残ります。
実際、ペットショップも剥製業者も、これが違法行為にあたるとは思いもよらないことでした。
とはいえ、ここで行政判断にたてついたところで益もないので、指導には従い、現在は法的に問題ない状態で営業を続けています。
行政側からしても、悪質な違反でないことはもとより理解しているので、なんらかの処罰を受けたということもありません。
このような状況でしたので、この件をもって「剥製製作にあたって違法行為が行われている!」と糾弾するのは筋違いな批判であると思います。

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