器用さって筋力のことなんじゃないかなって
今日はRPGに対して常々思っていることから一つ(散々議論され尽くされていたらごめんなさい)。
国外産の、いわゆる洋ゲーと呼ばれるRPGには、strength (STR)「筋力」やconstitution (CON)「体格」といった、日本では馴染みのないパラメータが書かれており、特にconstitutionが体格とそのまま訳されていてしっくりくるゲームは今の所遭遇したことがなく(私が見たことがないだけでたぶんある)今後も馴染み深くなることはないだろうと思う。
そんなパラメーターの中に、dexterity (DEX)(器用さ)というものがある。ゲームによってまちまちだがDEXを上げると攻撃を命中(accuracy (ACC))させやすくなったり、攻撃をクリティカルヒット(critical rate (CRI))させやすくなったり、回避力(evasion (EVA))が上がったりするであろう。
さて、ここで冒頭の疑問が出てくる。果たして、命中率や急所を狙って当てる力、回避力は、本当に器用さに依存しているのか? という点である。
この疑問には、はい、ともいいえ、とも言い難い。なるほど確かに、鋭く狙うには、指先や腕、足を、震わせずに動かす必要があるし、華麗に避けるにもやはり機敏に動く必要がある。その源は器用さであろうことは想像に難くない。
しかし。と、ここで考えてみたい。
敵の攻撃を間一髪で避けるのに必要なのは、脳が命令した直後に素早く体を動かす力であり、運動神経であり足の筋肉であり、ひいては筋力じゃなかろうか、と。
武器というとイメージしづらいが、例えばバットやラケットをボール目掛けて振るのに必要なのは、バットやラケットを支える腕の筋力じゃなかろうか、と。
(もちろん動体視力やなんやかんやも必要になるだろうから、その辺りは筋力の範疇ではないが)
器用さは、筋力のことなのかもしれない。
信じるか信じないかは、あなた次第。
筋肉の話が多くなってきましたが、書いている本人は、腕立て伏せ一回目でいつも子やぎのように震える人です。
不器用なのは筋力がないからなんだ、って言いたい。
ちなみに今手元にあるザナドゥの説明書には、dexterity(器用さ)の代わりにreflex (REF)(反射神経)っていうパラメーターが設定してあって、これが命中と回避に効いて来るとあります。
反射神経。もっと浸透してほしい。