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「在る」という肯定
先日は、小さな水場の傍らで過ごしていると、少し離れたところから聞こえる軽やかなせせらぎの音に、わたしという存在の場が、みるみる癒されていくことを感じました。
ハッとして、その水音にさらに心の目と耳を澄ませていきました。
以下は、そうした体験から掬い上げられた言葉です。
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水場で感じられる水の氣配が好きです。
なめらかでシルクのような手触りを思わせる精妙さが場に広がっています。
流れる水の音があればなお良いです。
サラサラと流れていくその有様とこころがひとつになり、人であることを忘れてしまう。
ただ在るという無限の肯定だけが広がります。
自分の都合で良し悪しを判別し、それにより悩んだり争ったりということがないから、根本的に否定という概念が自然にはない。
自然の穏やかな側面に癒されるのは、ひたすらに存在を肯定されているからなのだな。
そんなことを理解した、この日の小さな水場でのせせらぎの音でした。
記事の全文は、こちらでお読みいただけます。
最近は、すっかり水のとりこですが(笑)。
「風の城」の由来についても初めて記してみました。どうぞお楽しみくださいね。
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