飯テロVol.19ーミラマーレで昼食をー
「夏休み、あぁ、夏休み」
コロナ問題に直面し、さして遠出も出来ない夏。
せめてストレス発散に、カラオケでデカイ声を張り上げたいが、やはり此処にもコロナの壁。
都知事が言う「特別な夏」とは、じっと我慢の夏なのだろう。
そもそもが出不精なみはるなので、余り辛いとは思わない。
朝、布団からむっくり起き上がっても、まだまだ寝たい!と怠惰な心の叫びに勝てず、そのままバッタリ布団に戻ってしまう。
こんな夏でも許しておくれ!
誰にともなく許しを乞うて、早や5日が過ぎた。
あぁ、幾ら何でも駄目だ!
非生産的にも程がある。
いつもより遥かに長い夏休み。
せめて、少しは動こうよ!
先日、ららぽーとに行った話は書いた。
でも、それっきり。
ららぽーとの前も後も寝続けたのだ。
このまんまだと、夏休みが明けてもシャキッと出来ないまま、あれよあれよという間に9月をお迎えしそうだ。
いっちょ、街に繰り出そう!
向かったのは
京成ホテルミラマーレ
思いっきり、地元やんけ。
いいの。いいの。
特にお洒落の必要もないし(イヤ、有るだろ!)、この酷暑の中出掛けて行くんだ。
無駄にハードル上げたはくない。
ミラマーレには、昔、2度ほど足を運んだ。
高校時代の友人とフラッとお茶をする為に。
ラジオの公開収録を見る為に。
つまり、以外に見知った気楽な場所なのだ。
ホテルがどーした。
ばっちこーい!!
ホントにいつもと変わらないワンピースでずかずかとお店に入り、食器がセットされたテーブルに案内して貰う。(実は食べ損なうのが嫌で、一応予約をしておいた)
頂くのは
アフタヌーンティー!
カバー写真をご覧あれ!
気分、爆上がりの三段トレイ。
アフタヌーンティーはこれでなくっちゃ!
一番下のお皿に
スコーンとマフィンとクッキー。
二段目のお皿に
サンドイッチとピクルス。
一番上のお皿には
お好きに選べるケーキ二種。(太っ腹!)
3種類から選べる紅茶はアールグレイをセレクトし、砕けすぎず、しゃっちょこばり過ぎずの、今年の夏ホントに最後のイベントは幕を開けた。
先ずはサンドイッチ。
特別に手の込んだものではない。(失礼か?!)
きゅうりやハムを挟んだ、みんな知っているあの味。
でも、それがいいんだ。堅苦しくなくて。
パンも柔らかいし、添えられたピクルスは程よく酸味が利いていて、これから怒涛の甘いものラッシュに突入する前の貴重な塩気。
フィンガーフードと呼ぶに相応しい小ぶりなサイズもお腹に余裕。
紅茶ともよく合いました。
お次はスコーンとマフィン。
こちらも特別感はあんまり無し。
マフィンは、洋菓子売場に並んでいるあの感じ。
でも、そこは、ホレ、ホテルだから。
一応、ナイフとフォークで小粋に食べてみる。
食べ慣れた味なんだろうけど、場所と雰囲気が絶妙にウワノセされて、高級なものに思えてきたぞ。
しっとりチョコレート味も舌に嬉しく、これはこれで気に入った!
スコーン、は、さ。
アフタヌーンティーの主役とも呼べるんだけど、此処ではおずおず脇役テイスト。
クロテッドクリームも付いていないし、背伸びをしないで、マーマレードにメープルシロップ。
決して悪くはないですね。
こんなにライトなスコーンでも。
どちらもほんのり温かくて、ここでお腹が割かし膨れる。
特筆すべきはクッキーで、色んなブログで見ていた通り
めっちゃ、美味しい!
厚みも有り、ホロリと口で溶け、クッキー大好きっ子のみはるは思わず声を挙げる。
「うわぁ~美味しい!」
勿論、紅茶との相性は言うまでも無し。
本丸のケーキを前にして
こりゃ、相当良い、今夏ラストイベントのよ▪か▪ん。(笑)
↑
(しっとりチョコレートマフィン)
↑
(塩見も程よい塩梅。スコーン!)
↑
(クッキーは三種類。チョコ▪バニラ▪ゴマ。ブログではゴマが一番人気の様ですが、全部美味しいよ!)
さぁ!残すは一番上のとっておきスペース!
本日のケーキ!
みはるは決めていたんだ。
ぜーったい、ガトーフレーズ食べる!って。
ガトーフレーズ、即ち、苺のショートケーキや、ね。
実は、あんまり苺は得意じゃない。
でも、ケーキの決定版!だと思うのだ。(みはるは、ね)
アレコレ迷ったら、先ずは王道!
またしてもブログ情報なんだけど、ミラマーレ、ケーキが絶品らしい。
そりゃ、期待値も100%を超えますわ!
二つ目に選んだケーキは、オペラ。
生クリーム系とチョコレート系。
最強!
オペラは濃厚。ずっしりな感じ。
一番底のチョコレートはしっかり噛み応えがあり、紅茶が進む。
口にするたび、コーヒーの風味。
「ん?」
実は、この記事を書く為に、さっき調べたんだけど、そもそもコーヒーのクリームがアクセントなのね、オペラ。
知らないままに堂々と注文して食しちゃえるのも、地元の強みよ!
もう一度、書く。
ホテル、ばっちこーい!
↑
(上に塗られた濃厚チョコレート、テッカテカ。見た目にも美しいオペラ)
そうして時は流れ、腹八分目との言葉も忘れ
ガトーフレーズ!
↑
(なんと美しい佇まい。
見ているだけで、幸福度、増し増し!)
口に含んだ途端、ふわっと消える生クリーム。
なんて、軽いの!
スポンジもふわり。
これぞ、ホテルクオリティ!
ブラボー!
とっくに朽ちい(いっぱい)のお腹なれど、この美味しさには抗えない。
紅茶も底をつき、甘さに痺れつつも、キレイに完食。
シックな黒の制服のお姉さんが、注いでくださるお水に喉を潤わせ
「いや!マジ、水、上手い!」
って、みはる…アンタは此処に何しに来たんだ!(爆)
仕上げに、追加オーダーのコーヒーを頼み、これがまた、絶妙な苦味で、しみじみと幸せを実感する夕暮れ前のひととき。
気が付けば、「食べるか」「寝るか」の夏休みだけど、しんど過ぎない程々のラインで、令和2年の8月がくっきりと胸に刻まれ、ついでに胸焼けもくっきりと刻まれ、
幸せは側にある!
と、地元愛に溢れた、いつもとひと味違う「特別な夏」なのでした。
あぁ、あっさりサラサラお茶漬け食べたい。(げふっ)
みはる
~2020'8'21(金)
追記)
伝えてよ、この夏に
ありがとうって。
伝えてよ、コロナに
馬鹿やろうって。