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無農薬レモン🍋

「人は、たとえ全世界を手に入れても、自分の命を失ったら、何の得があろうか。」マルコによる福音書8章36節


香港駐在の時、妻がよくレモンケーキを作って教会のバザーに出品していた。
レモンの皮をすりおろしケーキに練り込み焼くと、香りが部屋いっぱいに広がりなんとも嬉しくなるのです。当然家族もそのおこぼれを頂くので、家族みんな大好きです。
日本では、レモンの9割がた、ニュージランド、チリ、南米等から遠路はるばる長い時間をかけて運ばれ輸入しています。当然出荷前に防腐剤等の処理、また入国時に燻蒸処理等厳しい検疫を通ってくるのでかなりの農薬がかけられています。
そのようなわけで農薬がかかっていないレモンを手に入れるのは難しい現状です。
できれば安心して美味しいケーキを作って、食べたいと思い畑の片隅でレモンを作っている。

冬が終わるころになるとやたらとあちこちに花芽が出てくる。そして外側はピンク色内側は白く、小さな細長い花を咲かせる。花には雄花と雌花があり雌花にはレモンとなる細長い玉ができてくる。しかし大半の花は散ってしまうが、あちらこちらにポツポツとレモンのもとができている。
夏頃には青い小さなレモンが見られる。
レモンを無農薬で栽培しているが、夏には当然、天敵の虫が現れる虫と、枝に出ている棘との格闘が始まるのです。
しかし、秋には色づいた手のひらに乗るようなレモンがあちこちに出来てきます。このレモン色といい、少し楕円形をした形がなんとも言えません。
レモンの香りは皮に傷を付けると爽やかに香ります。


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